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ホテルの窓がキャンバスに!「キットパス」で描く新感覚アート体験が東京ベイに登場

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報道発表
東京ベイ潮見プリンスホテルのメインロビーにダイナミックに描かれたキットパスウィンドウアート。(プレスリリースより)

東京ベイ潮見プリンスホテルで、新しい形のアート体験が始まった。日本理化学工業株式会社が展開する「キットパスウィンドウアート」プロジェクトの第一弾だ。このプロジェクトでは、水で簡単に消せる画材「キットパス」を使って、ホテルのガラス窓に大規模なアート作品を描く。

今回のアートは、「砂潮橋からの眺め」をテーマに、アーティストの西村公一氏が2日間かけて制作。ホテルのメインロビーに描かれた作品は、国内外からの宿泊客の目を引き、特別な体験を提供している。

キットパスは、ガラスなどの平滑面に描け、水で簡単に拭き取れる画材として2005年に登場。当初は子供向けの安全な画材として親しまれていたが、現在ではプロのアーティストも愛用する人気商品だ。2021年には主成分を植物性のライスワックスに変更し、より安全で使いやすくなった。

日本理化学工業の大山氏は、「キットパスウィンドウアートは、アートを通じて誰もが参加できる共生社会の縮図です」と語る。このプロジェクトは、単なる装飾にとどまらず、来訪者や地域との絆づくりにもつながるという。

プロジェクトは2026年11月上旬まで継続予定で、季節ごとに作品が変わる。第二弾は11月6日以降に予定されており、新たな作品に期待が高まる。

この取り組みは、商業施設や自治体、企業とアーティストのコラボレーションによる集客や空間演出、さらには企業のブランディングやファンマーケティングの一環としても活用できる。日本理化学工業では、興味のある企業や施設からの問い合わせを歓迎している。

キットパスを使ったウィンドウアートは、すでに多くの場所で実施されている。北海道の認定こども園や多摩動物公園、静岡市でのワークショップなど、様々な事例が蓄積されている。アーティストの個性によって作品の雰囲気が大きく変わるのも、キットパスの魅力の一つだ。

新しいアート体験を提供する「キットパスウィンドウアート」。ホテルの窓から始まったこの取り組みが、今後どのように広がっていくのか注目だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000164943.html