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世界が注目!国際建築デザインアワード「ADFデザインアワード2026」が作品募集開始

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報道発表
ADFデザインアワード2026(プレスリリースより)

建築デザインの世界に新たな風を吹き込む国際コンペティションが始動した。NPO青山デザインフォーラム(ADF)が主催する「ADFデザインアワード2026」の作品募集が開始されたのだ。このアワードは、革新的なデザインと持続可能な建築を追求する世界中の建築家やデザイナーにとって、まさに腕の見せどころとなる大舞台だ。

応募期間は2025年8月15日から12月19日まで。最優秀賞には10,000米ドル、優秀賞には5,000米ドルの賞金が用意されており、賞金総額は約2万米ドルに上る。しかし、このアワードの魅力は賞金だけではない。受賞者には、世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ」での作品展示や、ADFが運営するメタバースミュージアム「COCO WARP」での展示機会が与えられる。さらに、最優秀賞受賞者には1年間のPRサポートも提供される。

応募カテゴリーは、ホスピタリティ、コマーシャル&オフィス、集合住宅、教育とスポーツ、文化的建造物、公共建築の6つ。審査基準には美しさ、イノベーション、有益性、地域性/文化性/時代性が設けられており、単なる外観の美しさだけでなく、社会変化への対応や環境への配慮も重視される。

このアワードの特徴は、建築物の背景にある思想や概念を重視する点だ。斬新なアイデアで人々の生活を豊かにし、環境にも優しい新しいデザインの境地を開拓する作品が求められている。過去の受賞作品には、ノルウェーの「Kunstsilo」やスペインの「ラ・カルボネリア(タラゴの家)」、日本の「砺波図書館」などがあり、いずれも独創的なアプローチで注目を集めた。

応募資格は個人またはグループで、国籍は問わない。ただし、ADFの会員であることが条件となる。応募費用は無料で、3年以内に竣工した物件が対象となる。結果発表は2026年3月10日を予定している。

「ADFデザインアワード2026」は、建築デザインの未来を切り開く貴重な機会だ。世界中の才能あるデザイナーたちが、この舞台で自らの創造性を存分に発揮し、建築の新たな可能性を探求することが期待される。建築やデザインに関心のある方々にとって、今後の展開が非常に楽しみなイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000039033.html