防衛装備庁の未来予測プロジェクト、DeNA南場智子氏らが外部審査員に就任!最大100万円の研究開発費も
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防衛装備庁が推進する「社会シミュレーションプロジェクト」に、新たな展開が訪れた。株式会社MEMORY LABと一般社団法人AICX協会が実施するこのプロジェクトに、各界を代表する有識者が外部審査員として加わることが決定した。
注目すべきは、株式会社ディー・エヌ・エーの代表取締役会長である南場智子氏と、株式会社圓窓の代表取締役である澤円氏が審査員として名を連ねていることだ。両氏は、AIやテクノロジーの分野で豊富な経験と深い洞察を持つ人物として知られている。
本プロジェクトは、社会の意見分布予測の精度向上を目指す革新的な技術開発を募集する先導研究だ。採択された企業や研究機関には、1社あたり最大100万円の研究開発費が提供される。これは、スタートアップや研究者にとって、自らのアイデアを形にする絶好の機会となるだろう。
南場氏は、「社会の意見を分析し、未来を予測する技術は、複雑化する社会においてより良い意思決定を支える大きな意義を持っています」と語り、参加者に積極的なチャレンジを促している。一方、澤氏は「人間がより人間らしくあるための素晴らしいアイディアが寄せられることを楽しみにしています」と期待を寄せている。
応募期間は2025年9月29日から10月14日までで、5〜8社程度が採択される予定だ。採択された企業は、プロトタイプの開発や成果報告書の作成など、実践的な取り組みを行うことになる。
このプロジェクトは、生成AIの進化や国際情勢の変化など、予測困難な時代における社会シミュレーションの重要性を反映している。未来の安全保障や社会のあり方を見通す上で、極めて意義深い取り組みと言えるだろう。
技術の革新と社会課題の解決に興味を持つ研究者やスタートアップにとって、このプロジェクトは見逃せない機会となりそうだ。応募を検討している方は、公式サイトで詳細を確認することをおすすめする。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000089876.html