40代からの第二の人生設計!奈良の小さな村で「地域複業キャンプ」が話題に
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奈良県東吉野村で、40〜50代のミドルシニア層を対象にした「地域複業キャンプ」が開催され、注目を集めている。人口わずか1,500人の小さな村で、全国から集まった参加者たちが自身のキャリアを見つめ直す貴重な機会となった。
このユニークなプログラムは、東京の企業で管理職を務める48歳の北尾氏が企画。自身のキャリアに疑問を感じた経験から生まれたという。2日間にわたるキャンプでは、地域に移住したクリエイターとの対話、自然体験、焚き火を囲んでの深い交流など、都会では味わえない体験が盛りだくさんだ。
東吉野村は「クリエイティブビレッジ構想」で知られ、全国や海外からアーティストやデザイナーが集まる創造的な場所。この環境を活かし、参加者たちは自分の経験やスキルを棚卸しし、新たなキャリアの可能性を探った。
参加者からは「心が軽くなり、魂の回復ができた」「自分の気づきにつながった」など、前向きな感想が多く寄せられた。特に印象的だったのは、「会社での交流会では絶対に体験できない『肩書のない交流会』」という声だ。肩書を外して素の自分と向き合うことで、新たな可能性が見えてきたようだ。
このプログラムは、個人の成長だけでなく、企業にとっても大きな価値があると評価されている。ある参加者の上司は「普段の業務では得られない視点や人との出会いを経験し、自分の言葉で語る力が格段に伸びている」と評価。ミドルシニア人材の自律的な成長が、企業の新たな財産になる可能性を示唆している。
「地域複業キャンプ」は2026年から定期開催を予定しており、企業研修や管理職層のリスキリングプログラムとしての導入も目指している。都市と地域の双方向交流を通じたキャリア創出の場として、今後の展開が期待される。
人生100年時代と言われる今、40代、50代からの新たなキャリア構築はますます重要になってきている。この「地域複業キャンプ」は、そんな時代のニーズに応える新しい取り組みとして、今後も注目を集めそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000122075.html