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直木賞作家が描く猫の日常!角田光代の初絵本『ねこがしんぱい』が心温まる

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報道発表
プレスリリースより

直木賞作家として知られる角田光代さんが、初めて絵本を手掛けた。その作品『ねこがしんぱい』が2023年10月8日に株式会社KADOKAWAから発売された。愛猫家として知られる角田さんが、家族の心配性な一面をユーモラスに描いた心温まる物語だ。

物語は、3人家族と猫のたまこが暮らす日常を描いている。家族が外出する際、おるすばんをするたまこのことを心配する様子が、ユーモアたっぷりに綴られる。家族の誰も知らない、たまこの秘密の過ごし方も垣間見ることができ、読者の想像力をくすぐる。

絵を担当したのは、静物画や風景画で活躍する洋画家の小池壮太さん。静謐かつあたたかみのある画風で、物語の雰囲気を見事に表現している。角田さんの温かな文章と小池さんの優しいタッチの絵が見事にマッチし、読んだ後に平和な日常がたまらなく愛おしくなる一冊となっている。

本作は、4歳くらいからの子どもたちを対象としているが、大人が読んでも十分に楽しめる内容だ。家族の愛情や日常の大切さを改めて感じさせてくれる作品となっている。

発売を記念して、角田さんと小池さんのインタビューも公開されている。制作の裏話や、それぞれの猫への思いなどが語られており、作品をより深く楽しむことができるだろう。

『ねこがしんぱい』は、A4変形判、オールカラー38ページで、価格は1,760円(税込)。猫好きはもちろん、家族の絆や日常の温かさを感じたい人にもおすすめの一冊だ。書店やオンラインショップで購入できるので、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000017856.000007006.html