被爆衣類から現代の紛争まで - 朝日地球会議2025が語る平和への願い
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朝日新聞社が主催する国際フォーラム「朝日地球会議2025」が、10月24日から25日にかけて東京ミッドタウン八重洲カンファレンスで開催される。今回の会議では、過去から現在に至る世界の課題に焦点を当て、平和への願いを込めた展示や対話の場が用意されている。
会場の5階イベントスペースでは、広島で被爆した14歳の少年の制服など、80年前の原爆被害を物語る貴重な被爆衣類が展示される。25日には、被爆者の親族が来場者に直接語りかける機会も設けられており、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に伝える貴重な場となりそうだ。
また、現代の紛争地域からの報道写真も展示される。今年3月にガザで亡くなった朝日新聞通信員ムハンマド・マンスールさんが撮影した写真や、ウクライナの現状を伝える写真が並ぶ。これらの展示を通じて、過去の戦争の教訓と現在進行形の紛争の現実を同時に考える機会を提供している。
会議のプログラムは多岐にわたり、「8がけ社会」の未来や気候危機への対応など、現代社会が直面する課題についてのセッションも予定されている。特筆すべきは、セッション後に開催されるアフターイベントだ。ここでは参加者が少人数のグループに分かれ、専門家や他の参加者と直接対話できる場が設けられている。
朝日地球会議2025は、単なる講演会や展示会にとどまらず、参加者が主体的に考え、対話する場を提供している。過去の教訓を学びつつ、現在の課題に向き合い、未来を構想する。この会議は、私たち一人一人が世界の問題に向き合い、解決策を模索するきっかけとなるだろう。
参加は無料で、一部のセッションはオンラインでも視聴可能。詳細は公式サイトで確認できる。世界の未来を考える貴重な機会として、多くの人々の参加が期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001994.000009214.html