世界91カ国から2,386本!札幌国際短編映画祭が10月開幕、岩井俊二監督らが登壇
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第20回札幌国際短編映画祭が、2025年10月10日から13日まで札幌市内で開催される。世界91カ国・地域から2,386作品の応募があり、70作品がコンペティション部門にノミネートされた。
開幕を飾るキックオフイベントには、映画監督の岩井俊二氏とショートショート フィルムフェスティバル & アジア代表の別所哲也氏が登壇。岩井監督の最新作『夏至物語【完全版】』や、アカデミー賞ノミネート作品『Instruments of a Beating Heart』など話題作の上映も予定されている。
今年の見どころとして、ショートショート フィルムフェスティバル & アジアとのコラボレーション企画「SSFF & ASIA SPECIAL SELECTION」が注目を集めている。世界7カ国から監督・関係者を招聘し、両映画祭の選りすぐりの作品を上映する。
また、岩井俊二監督のデビュー30周年を記念した特別トークライブも開催。北海道と深い縁を持つ岩井監督が、自身の音楽ユニット"Ikire"のメンバーChimaとともに登壇する。
コンペティション部門では、アカデミー賞ノミネート作品『黙っていられなかった男』や、ウクライナ避難民を描いた『バランス』など、世界の今を感じられる作品が並ぶ。国際審査員には台湾の映画監督イーチー・リエン氏、日本の横浜聡子監督、カナダの映画祭プログラマー・モーガン・フェレーロ氏が就任している。
映画祭期間中は、屋外での大型スクリーン上映や、生成AIとクリエイティブの関係を探るトークイベントなど、多彩なプログラムが用意されている。チケットは前売り1,300円、当日1,500円。全プログラムに参加できる「鉄人パス」は6,000円で販売中だ。
短編映画の魅力を存分に味わえる4日間。世界の多様な文化や価値観に触れられる貴重な機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000067047.html