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「誰もが文化でつながる」を実現!モリサワが贈る、学習障害支援とUD書体の魅力満載イベント

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報道発表
プレスリリースより

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が主催する「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」。その一環として開催される「だれもが文化でつながるオータムセッション2025」に、株式会社モリサワが参加することが発表された。同社のUD担当ブランドエキスパート、高田裕美氏が登壇するセミナーとワークショップが注目を集めている。

10月22日に自由学園明日館で行われるセミナーでは、「学習障害と支援教材」をテーマに、高田氏とStudio oowa主宰の加藤甫氏によるトークセッションが予定されている。UDデジタル教科書体の開発秘話や、テクノロジーが子どもたちの学びと社会とのつながりに果たす役割について、深い洞察が得られそうだ。

同日開催のワークショップでは、「伝わるフォントと文字組みを知る」と題し、情報をより多くの人に効果的に伝えるための文字組みやデザインの工夫について、参加者と共に学ぶ機会が設けられている。印刷物やプレゼンテーションスライドなど、日常的に使用する媒体での実践的なスキルが身につくことだろう。

モリサワが開発したUDデジタル教科書体は、ロービジョンやディスレクシアに配慮したユニバーサルデザイン書体だ。学習指導要領に準拠しつつ、読みやすさを追求した点が特徴的である。さらに、英語学習教材向けの欧文書体や、教材制作に必要な単位・記号、漢字指導用の筆順フォントなど、教育現場のニーズに応える多彩なラインナップを揃えている。

このイベントは、文化とテクノロジーの融合によって、誰もが平等に学び、つながることができる社会の実現に向けた重要な一歩となりそうだ。参加費は無料だが、事前の来場登録が必要となる。教育関係者はもちろん、デザインや社会福祉に関心のある方々にとって、見逃せない機会となるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000600.000010848.html