大丸松坂屋百貨店のアートメディア「ARToVILLA」が、注目の展覧会を開催する。人気絵本作家の長田真作と、俳優・モデルとして活躍するSUMIREによるふたり展「長田真作×SUMIRE 出版記念展 ひかげ 絵と本と生まれる」が、2025年10月30日から11月5日まで、GINZA SIX 5階のアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」で行われる。

本展では、長田とSUMIREのコラボレーション絵本『ほろほろもみじ』（10月31日発売）の出版を記念し、SUMIREによる原画展示が行われる。さらに、長田の新作著書『影のような者たち』（11月刊行予定）をオマージュした新作絵画など、長田真作の手がけるアートワークも展示販売される。

長田真作は、2016年のデビュー以来、30冊以上の絵本を刊行し、海外でも翻訳出版されるなど、絵本界で異例の活躍を見せている作家だ。一方、SUMIREは1995年生まれの俳優・モデルで、2023年秋には初の絵画個展を開催するなど、アーティストとしても注目を集めている。

二人の作品に込められた「光」と「影」のテーマ、そして力強くまっすぐな色彩のタッチからは、描くことの楽しさと未知なるものへの探求心が感じられる。会場では、『ほろほろもみじ』の原画をもとにした版画作品の受注販売も行われ、アート愛好家にとって見逃せない機会となりそうだ。

入場は無料で、アートに興味がある人はもちろん、絵本や文学、映画ファンにとっても魅力的な展覧会になりそうだ。ARToVILLAのウェブサイトでは、長田とSUMIREの対談インタビューも公開されており、創作の裏側や作品の見どころを深く知ることができる。

アートを通じて新しい世界観に触れられる本展は、秋の銀座で注目を集めること間違いなし。芸術の秋を彩る特別な体験になりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003354.000025003.html