東京の文化シーンに新たな風を吹き込む注目の施設が誕生する。アートとデジタルテクノロジーを融合させた活動拠点「シビック・クリエイティブ・ベース東京［CCBT］」が、2025年12月13日に原宿駅徒歩2分の場所に移転しリニューアルオープンすることが発表された。

CCBTは2022年10月に渋谷で開設されて以来、多様な専門家や表現者が集う創造的な実験の場として機能してきた。今回の原宿への移転を機に、さらなる飛躍を目指す。新拠点では「これからのコモンズ」をテーマに、展示やパフォーマンス、トーク、ワークショップなど多彩なイベントを展開。「都市は、想像力を要求する。」というキャッチコピーのもと、日常を新たな視点で捉え直す機会を提供する。

オープニングを飾るのは、アーティスト・コレクティブSIDE COREによる全館を使った特別展示だ。ストリートカルチャーを軸に活動する彼らが、CCBTの空間をどのように活用するのか注目が集まる。また、音楽家の小松千倫氏との共同キュレーションによる実験的音楽イベントも開催予定で、次世代の音のあり方を探究する。

さらに、誰でも気軽に都市を画材にして遊べるウェブツール「Urban Ink」も公開された。スマートフォンで撮影した写真から好きなパーツをブラシ化して絵を描けるこのツールは、身近な環境を新たな視点で捉える契機となりそうだ。

CCBTの新拠点は、アートとテクノロジーの融合により、都市や社会の新たな可能性を探る実験場となることが期待される。クリエイティブな刺激を求める人々にとって、必見のスポットとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000926.000038211.html