創作大賞2023でPalcy賞を受賞した優月アカネさんの漫画原作が、待望のコミカライズ化を果たした。『後宮湯屋の事件帖～死罪回避したい崖っぷち薬師には謎が舞い込む～』と題された本作は、マンガアプリ「Palcy」にて連載がスタートしている。

物語は、人攫いに捕まり異世界の後宮に売られてしまった薬剤師・海里を主人公に展開する。去勢済みの男性と勘違いされ宦官として扱われる中、赤字続きの湯屋処の立て直しを命じられるという絶体絶命の状況に陥る。しかし、持ち前の薬学知識と商売人魂を駆使して、次々とピンチを切り抜けていく姿が描かれる。

原作者の優月アカネさんは、「見どころは人間ドラマとかっこいいヒーロー」と語る。主人公だけでなく、登場するキャラクターそれぞれに丁寧な物語が用意されているという。また、作画を担当する奈津先生の筆によって、画面の迫力とイケメン度が格段に上がっていることも大きな魅力だ。

本作の誕生には、noteが主催する日本最大級の創作コンテスト「創作大賞」が大きく関わっている。これまでに累計10万作品以上の応募があり、20作品が書籍化や映像・舞台化を実現させた実績を持つ。まさに、クリエイターのプロデビューへの登竜門と言えるだろう。

noteは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げ、クリエイターの活躍の場を広げるさまざまな取り組みを行っている。本作の連載開始は、そうした取り組みの成果の一つと言えるだろう。

異世界ファンタジーと薬学知識が融合した新感覚の物語に、今後も注目が集まりそうだ。気になる方は、Palcyアプリをダウンロードして、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000330.000017890.html