伊勢の国宝・賓日館で「記憶の函」展開催!イラストレーター柊有花の絵と詩が彩る特別な1ヶ月
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伊勢市の国指定重要文化財・賓日館で、イラストレーター・詩人の柊有花さんによる個展「記憶の函」が開催される。令和7年11月8日から12月7日までの1ヶ月限定で、賓日館の1階旧客室が柊さんの絵と詩で彩られる。
本展は、令和2年に伊勢市のクリエイターズ・ワーケーション事業に参加した柊さんが、伊勢での体験をもとに描き下ろした作品で構成される。「よあけ」の部屋から始まり「よふけ」の部屋で終わる展示は、まるで一つの旅のような時間を来場者に提供する。
柊さんは「賓日館が開館した明治時代から今日にいたるまでの時間について思いを馳せ、『記憶の函(はこ)』というタイトルをつけました」と語る。賓日館に積み重なった様々な記憶や気配を、花の形で表現するという。
また、本展に合わせて「賓日館に花を贈る」という特別企画も実施。来場者と共に一つの花束を作り、令和7年度末に改修のため一時閉館する賓日館へ贈呈する予定だ。
入場には賓日館の入館料(大人310円、小・中・高生150円)のみが必要で、事前予約は不要。伊勢観光と合わせて気軽に立ち寄れる展示となっている。
柊有花さんは花王やモロゾフなど企業とのコラボレーション、書籍装画、展示企画など幅広く活動するイラストレーター・詩人。「たくさんのひとに愛されてきた賓日館という場所で、何かの、誰かの記憶に触れて自分の記憶の函をひっそりとひらいてみる、そんな時間が生まれたら心からうれしく思います」とメッセージを寄せている。
伊勢の歴史ある建築と現代アートが融合する本展は、地元の人々はもちろん、観光客にとっても新たな伊勢の魅力を発見できる貴重な機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000079832.html