空間デザインとコンテンツプロデュースを手がける株式会社アートフリークが、国内の複数のデザインアワードで注目を集めている。同社の4作品が高い評価を受け、若手クリエイターの活躍も際立つ結果となった。

まず、「変なホテルプレミア京都 五条烏丸」のエントランスに設置された「FLAP DISPLAY」が、サイン分野で権威ある「日本サインデザイン賞」に入選。この作品は、ホテルのコンセプトである「変わり続ける」を体現し、羽根状のフラップを巧みに制御することで、訪日外国人を含む来館者に京都の四季の移ろいを印象づける独創的なサイン計画だ。

次に、「太陽インキ製造株式会社 INSPIRATION SPACE」が「日本空間デザイン賞」入選と「グッドデザイン賞」をダブル受賞。このショールームは、「見えない技術を、見える価値へ」をコンセプトに、エレクトロニクス製品の基幹材料「ソルダーレジスト」の重要性を直感的に伝える空間を実現。デジタル演出と実物展示を融合させ、来訪者が能動的に技術の魅力を体験できる設計が高く評価された。

さらに、35歳以下の若手デザイナーのみが対象となる「日本空間デザイン賞」ヤングタレント賞を、自社企画・制作の展示会ブース2作品で受賞。この快挙は、アートフリークの若手クリエイター層の厚さと、斬新な発想を形にする技術力の高さを証明するものだ。

アートフリークは、クリエイティブとサイエンスの融合により、顧客の課題解決と心を動かす体験の創出を目指している。今回の受賞は、同社の「Creative & Science」推進の成果と言える。今後も、想像と予想を超える提案で、世の中を次のステージへと動かしていく同社の活躍に注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000108619.html