ハンカチーフ専門店「CLASSICS the Small Luxury」が、第6回目となる「CLASSICS the Small Luxury Design Award 2026」を開催する。今回のテーマは「YUM YUM」。世界中のクリエイターたちに、それぞれの「おいしい」をハンカチーフのデザインで表現してもらう。

このコンテストは、日本のハンカチーフ業界のパイオニアであるブルーミング中西株式会社が運営する「CLASSICS the Small Luxury」が主催。2025年11月3日から2026年1月31日まで応募を受け付ける。

グランプリには賞金10万円と製品化の権利が与えられ、準グランプリには3万円と同じく製品化の権利が贈られる。さらに、審査員特別賞として受賞デザインをハンカチーフにして贈呈される可能性もある。

応募資格は、企業、団体、個人、グループを問わず、年齢、性別、職業、国籍も不問。ただし、応募作品は国内外未発表のものに限る。参加費は無料だ。

デザインのテーマ「YUM YUM」について、主催者は「『おいしい』と感じる瞬間は、人の数だけある」と説明。食事の風景や幼い日の記憶、香りなど、味覚だけでなく五感全てで感じる「おいしさ」を、45×45cmの正方形のハンカチーフデザインに落とし込むことを求めている。

審査員には、テキスタイルデザイナーやグラフィックデザイナーなど、各分野の専門家が名を連ねる。結果発表は2026年4月中旬を予定している。

前回の2025年度コンテストでは、「Harmony」をテーマに43カ国から1,439作品の応募があった。グランプリと準グランプリの作品は既に製品化され、各2,200円（税込）で販売中だ。

「CLASSICS the Small Luxury」は、1879年創業のブルーミング中西が2003年に立ち上げたブランド。「手のひらに密やかな贅沢を」をコンセプトに、シーズンごとに趣向を凝らしたデザインのハンカチーフを提供している。

このコンテストを通じて、ハンカチーフという小さな布に込められた思いや可能性が広がることが期待される。クリエイティブな才能を持つ人々にとって、自身の感性を世界に発信する絶好の機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000463.000042497.html