SNSで大反響を呼んだイラストレーター・ちょむの待望の作品集『朝まだき ちょむ作品集』が、2025年10月23日に小学館集英社プロダクションから発売された。コピックと色鉛筆を駆使して描かれる繊細な女性像が、多くの人々の心を掴んでいる。

本書の特徴は、アナログならではの温かみと質感だ。ちょむの作品は、日常のさりげない瞬間を切り取り、女性の繊細な感情を丁寧に描き出す。光の当たり方、頬の血色、まつ毛の繊細な毛先まで、細部へのこだわりが作品に生命感を与えている。

特筆すべきは、TikTokで話題となったイラストの制作過程だ。「とんでもない色彩感覚！！」「肌を緑色に!?完成に近づいていく様子が魔法みたい……」と、多くの視聴者を魅了した。この制作過程も本書で公開されており、ちょむの独特な技法を垣間見ることができる。

本書には、SNSで発表された人気作品だけでなく、書き下ろしイラストも収録。さらに、鉛筆画のスケッチや初公開の漫画作品など、ちょむの多彩な表現力を堪能できる内容となっている。

また、本書の刊行を記念して、2025年11月16日に青山ブックセンター本店でトークイベントが開催される。ちょむ本人と、装丁を手がけた脇田あすかによるクロストークが予定されており、制作の裏話や創作への思いを直接聞ける貴重な機会となりそうだ。

「可愛くなりたい。憧れの人に近づきたい。」そんな等身大の気持ちを描いたちょむの作品は、多くの人の共感を呼んでいる。アナログイラストの魅力が詰まった本書は、アート愛好家はもちろん、自分の感情と向き合いたい人にもおすすめの一冊だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001678.000002610.html