絵が苦手だった小5が大阪・関西万博でアーティストデビュー!親子の絆が生んだ奇跡の物語
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大阪・関西万博で、驚きの"親子アーティスト"が誕生した。一般社団法人 Wabunka Projectの代表理事・中橋治美と、小学5年生の息子・隆廣だ。特筆すべきは、隆廣君が発達障がいを持ち、以前は絵を描くことが苦手だったという点だ。
隆廣君の変化のきっかけは、小学3年生の夏休みだった。宿題の絵に全く手をつけられずにいた息子の横で、母・治美さんが「楽しいね」と独り言を言いながら絵を描いていた。その様子を見ていた隆廣君は、やがて自ら筆を取り始めた。この瞬間から、"苦手"だった絵が"楽しい"に変わったのだ。
その後、隆廣君は「第9回MOA美術館港区児童作品展 絵画の部」で金賞を受賞。さらに2025年には「第11回MOA美術館港区児童作品展 絵画の部」で銅賞を獲得するまでに成長した。そして、大阪・関西万博「シン・オンナ展」Vision's Woman 2025にて、母と共に"親子アーティスト"として正式デビューを果たしたのだ。
中橋親子の活動は、単なる絵画制作にとどまらない。「親子の時間は、期間限定のアートだ」という理念のもと、反抗期も日常の笑顔も、すべてをかけがえのないアートとして捉えている。この独特な視点が、企業やブランドとのコラボレーションにもつながっている。
親子アーティストの誕生は、子育て中の親たちに新たな希望を与えている。社会からの孤立感を感じやすい子育て期間を、アートを通じて社会とつなげる新しい形を提示しているのだ。
中橋治美さんは「子育ては、教えることよりも『共に気づくこと』。その気づきをこれからも作品にしていきます」と語る。親子の絆が生み出す創造性と、それを受け入れる社会の寛容さ。この物語は、アートの持つ力と可能性を改めて私たちに示してくれている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000152805.html