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岩井俊二監督、札幌国際短編映画祭で「インディペンデント・スピリット賞」受賞!30年の軌跡を称える

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報道発表
〈インディペンデント・スピリット賞〉を受賞した岩井俊二監督(右)とプレゼンターの札幌国際短編映画祭フェスティバル・ディレクター島田英二(左)(プレスリリースより)

札幌国際短編映画祭が、映画監督の岩井俊二氏に「インディペンデント・スピリット賞」を授与した。この賞は、テレビドラマやミュージックビデオなどのショートフィルムを起点に独自の映像表現を確立し、世界に影響を与え続けている岩井監督の功績を称えるものだ。

岩井監督は、1995年の長編映画デビュー作『Love Letter』以来30年間、独自の映像世界を築き上げてきた。短編のドラマや実験的な映像作品からキャリアをスタートし、常に新しい表現に挑戦し続ける姿勢が高く評価された。

札幌国際短編映画祭との関わりも深く、これまでに2回国際審査員を務めている。また、北海道とも縁が深く、『Love Letter』や『キリエのうた』など、北海道を舞台にした作品も手がけている。

映画祭では、岩井監督の影響を受けた若手クリエイターの活躍も目立つ。例えば、岩井監督が審査員を務めた第5回映画祭でグランプリを受賞した短編映画『自転車』の脚本家、渋谷悠氏が長編映画監督としてデビューを果たすなど、次世代の映画作家が続々と誕生している。

第20回を迎える今年の札幌国際短編映画祭は、10月11日から13日まで劇場上映が行われる。また、11月1日から16日までオンライン上映も予定されており、世界91の国と地域から選ばれた70作品が上映される。

映画ファンにとって見逃せない本映画祭。岩井俊二監督の受賞を機に、さらなる注目を集めそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000067047.html