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ゴールボール女子日本代表、アジア太平洋選手権で準優勝!世界選手権への切符を獲得

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報道発表
メダルをかけた日本代表チームの集合写真(プレスリリースより)

ゴールボール日本代表「オリオンJAPAN」の女子チームが、パキスタンで開催された「2025 IBSA Asia/Pacific Championship」で準優勝を果たし、来年の世界選手権への出場権を獲得した。日本ゴールボール協会が発表したこのニュースは、パラスポーツファンの間で大きな話題を呼んでいる。

大会は10月16日から21日にかけて行われ、日本チームは予選リーグを3勝1敗で通過。準決勝で韓国を4-0で下し、決勝戦では強豪・中国と対戦した。接戦の末、1-2で惜しくも敗れたものの、世界選手権出場という最低限の目標は達成した。

キャプテンの高橋利恵子選手は「目標としていた金メダルにはあと一歩届きませんでしたが、手応えをつかむことができた収穫の多い大会となりました」とコメント。副キャプテンの神谷歩未選手も「今大会で得た成果と課題と向き合い、来年の世界選手権で、パラリンピックの出場権を獲得するために、チームで更に成長していきたい」と意気込みを語った。

栃木隆宏ヘッドコーチは決勝戦について「高い集中力で中国の攻勢を凌ぎ、相手のセンターを揺さぶる攻撃を仕掛けて、得点に繋げることができました」と分析。「結果は準優勝でしたが、多くの収穫を得ることができた大会でした」と総括している。

なお、男子チームは前回のパリパラリンピックで金メダルを獲得しており、今大会の予選は免除されていた。男女ともに世界トップレベルの実力を持つ日本代表チーム。来年6月の世界選手権での活躍が期待される。

パラスポーツの中でも注目度の高いゴールボール。視覚障害者のために開発されたこの競技は、鈴の入ったボールを転がして相手ゴールに入れるというシンプルながら高度な戦略が要求される。日本代表チームの今後の飛躍に、多くのファンが熱い視線を送っている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000101312.html