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リターナブルびんで紡ぐ物語 - 人気作家8名が参加する短編小説プロジェクト「つづくにつづけ」が始動

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報道発表
<UNKNOWN>(プレスリリースより)

環境への配慮が叫ばれる現代、リユース可能な容器として注目を集めるリターナブルびん。そんなリターナブルびんの魅力を、文学という新たな切り口で伝える画期的なプロジェクト「つづくにつづけ」が、2025年10月27日から始まる。

日本ガラスびん協会が主催するこのプロジェクトでは、松井玲奈や尾崎世界観など、個性豊かな8名の作家が参加。リターナブルびんをモチーフにした短編小説を執筆し、都内の個性的な飲食店や銭湯で配布される。

プロジェクトの特徴は、1本のリターナブルびんが複数の作品を横断して登場すること。時間や空間を超えて循環していく様子を、8つの物語を通じて描き出す。この斬新な試みは、リターナブルびんの持つ「つづくチカラ」を、文学の力で表現しようという意欲的な取り組みだ。

参加店舗は、下北沢の「下北現像所」や「本の読める店fuzkue下北沢」、渋谷の「走馬灯」など、時間がゆっくりと流れる空間が選ばれている。これらの店舗でリターナブルびん入りの飲料を購入すると、短編小説がもらえる仕組みだ。

本プロジェクトは、日本ガラスびん協会が展開する「SO BLUE ACTION」の一環。リターナブルびんやびんリユースの価値を再発見・再定義する活動の一つとして位置付けられている。

「つづくにつづけ」は、単なる環境保護の啓発にとどまらない。文学とリターナブルびんという一見かけ離れた要素を結びつけることで、持続可能な未来について考えるきっかけを提供している。環境問題に関心のある人はもちろん、文学ファンにとっても見逃せないプロジェクトとなりそうだ。

なお、各短編小説は配布開始から2週間後に公式サイトでも公開される予定。店舗に足を運べない人も、この魅力的なプロジェクトを楽しむことができる。

リターナブルびんが紡ぐ8つの物語。それは、環境保護と文学の新たな可能性を示す、小さくも力強い一歩となるかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000004817.html