六本木の台湾料理店併設ギャラリーで、3人の若手アーティストが描く「見ること」の本質
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六本木の台湾料理店「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」にて、注目の若手アーティスト3名によるグループ展「謬(View)」が開催される。2025年11月21日から2026年1月10日までの期間、息継ぎ、おおうちりさ、若林菜穂の3名が「見ること」の本質に迫る作品を展示する。
展覧会のタイトル「謬(View)」には深い意味が込められている。「View(景色)」と同じ発音を持つ「謬(あやまち)」という漢字を用いることで、私たちが見ている風景そのものが常に誤りを含んでいる可能性を示唆している。AI技術の発達により、存在しない風景までも生成される現代において、「見る」という行為の意味を問い直す機会となりそうだ。
出展作家の息継ぎは、アニメやゲームのキャラクターと人間の関係性を探求する作品で知られる。おおうちりさは自然界に繰り返し現れるパターンやリズムを観察し、存在の確かさを平面作品として表現する。若林菜穂はスナップ写真を元に、個人の固有の時空間を絵画化する。3者3様のアプローチで「見ること」の本質に迫る。
会場となる「アートかビーフンか白厨」は、アートプラットフォーム「ArtSticker」を運営するThe Chain Museumがプロデュースする空間。再開発で取り壊しが決まった雑居ビルを活用し、アート鑑賞と台湾料理を同時に楽しめる独特の場所だ。ドリンクを片手に作品を鑑賞することもできるという。
展覧会初日の11月21日には19時からレセプションも予定されている。参加には無料チケットの事前登録が必要だ。また、出展作品はArtStickerを通じて販売される。アート購入に興味がある方は、11月21日17時からの販売開始をお見逃しなく。
デジタルとリアルが交錯する現代において、「見ること」の意味を問い直すこの展覧会。アートファンはもちろん、普段あまりギャラリーに足を運ばない人にとっても、新たな視点を得られる機会となりそうだ。六本木の街を歩いた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000310.000038948.html