公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

「見ちゃうよね?」の遊び心が光る!フェザー安全剃刀のT字カミソリ広告が新聞広告賞で快挙

タグ
報道発表
受賞式で賞状を受け取る様子(プレスリリースより)

カミソリ業界に新たな風を吹き込んだ広告が話題を呼んでいる。フェザー安全剃刀株式会社のT字カミソリ「サムライエッジ」の新聞広告が、権威ある「新聞広告賞2025」の広告主部門で優秀賞を受賞した。10月16日に帝国ホテルで行われた第68回「新聞広告の日」記念式典で、同社の関係者が晴れやかな表情で賞状を受け取った。

受賞作品「見ちゃうよね?」は、スポーツ紙の紙面に掲載された斬新な広告だ。一見すると印刷ミスかと思わせるような小さな文字で「見ちゃうよね」と記されたデザインが特徴的で、「意外と目立つ剃り残しに。」というキャッチコピーと相まって、製品の特長を巧みに訴求している。

新聞広告賞は1981年に日本新聞協会が創設した歴史ある賞で、新聞広告の新しい可能性を開拓した作品を表彰している。今回の「サムライエッジ」の広告は、202件もの応募の中から選ばれた10件の優秀賞の一つとなった。審査員からは「新聞ならではの大きなサイズを活用した、遊び心あふれるクリエーティブ」と高い評価を得ている。

この広告の企画・制作を手がけたのは電通だ。情報量の多いスポーツ紙の中で、あえてシンプルなデザインを採用することで読者の目を引くという戦略が功を奏した。さらに、広告の中に隠された2つのコピーを見つけた読者には、より強い印象を残すという仕掛けも施されている。

フェザー安全剃刀株式会社は1932年の創業以来、理美容製品や医療用刃物の製造・販売で知られる老舗企業だ。今回の受賞を機に、同社の革新的な製品開発と斬新なマーケティング戦略に、業界内外から注目が集まりそうだ。

新聞広告の新たな可能性を切り開いた「サムライエッジ」の広告。その遊び心と創造性は、デジタル全盛の時代にあっても、紙媒体ならではの魅力を存分に引き出している。今後も、消費者の心を掴む革新的な広告の登場が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000123998.html