ファッション業界に新たな風を吹き込む注目のイベント「Reclothes Cup（リクロースカップ）2025」が、先日福岡国際会議場で華々しく幕を閉じた。このコンテストは、ブックオフコーポレーション株式会社が主催する国内最大規模のアップサイクルデザインコンテストだ。

今回の大会では、過去最多となる約612件ものエントリーが寄せられ、若手デザイナーたちの熱い思いと創造力が存分に発揮された。厳正な審査の結果、デザイン部門のグランプリに輝いたのは香蘭ファッションデザイン専門学校の川端慶斗さん。その斬新なデザインと確かな技術力が高く評価された。

準グランプリには大阪文化服装学院の照屋琉愛空さんが選ばれ、BOOKOFF賞には国際トータルファッション専門学校の長谷川悠人さんが輝いた。さらに、審査員特別賞には香蘭ファッションデザイン専門学校の関のの子さんと大阪文化服装学院の小田根愛里さんが選出された。

審査委員長を務めたインターメスティックCDOの児島幹規氏は、「Reclothes Cupというコンテストも成長を続けている」と語り、参加者たちの努力と熱意がこのイベントを支えていることを強調した。また、ブックオフグループホールディングス株式会社の代表取締役社長である堀内康隆氏は、「新しいヒーロー・ヒロインが輝ける世界を作る場所として、これからも提供し続けたい」と、コンテストの未来への展望を語った。

このイベントは、単なるデザインコンテストを超えて、サステナビリティとファッションの融合を体現する場となっている。ブックオフグループは、リユース業界のリーディングカンパニーとして、このような革新的な取り組みを通じて循環型社会の実現に向けて積極的に貢献している。

Reclothes Cup 2025の成功は、ファッション業界における持続可能性への関心の高まりを如実に示している。今後も、このコンテストから生まれる新たなデザインやアイデアが、業界全体に刺激を与え続けることだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000022996.html