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奈良の伝統工芸を継ぐチャンス!40歳未満の若者に向けた3年間の本格修業プログラム、月15万円の奨励金付き

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報道発表
プレスリリースより

奈良市が誇る伝統工芸の技を次世代に引き継ぐ取り組みが始まった。「奈良伝統工芸後継者育成研修」の第8期生を全国から募集するのだ。この研修は、奈良の伝統工芸の魅力を守り、貴重な技術を後世に伝えることを目的としている。

今回の研修で注目すべきは、奈良一刀彫の土井志清氏と奈良晒の岡井大祐氏という、各分野の第一人者が工房主として指導にあたる点だ。土井氏は45年以上のキャリアを持ち、海外からも注文が入る実力者。岡井氏は1863年から続く老舗の6代目で、2024年に奈良県伝統工芸士に認定される予定の新進気鋭の職人だ。

研修期間は2026年4月から3年間。対象は研修開始時に40歳未満で、基礎技術を持ち、奈良への愛着がある人。月15万円の奨励金が支給されるため、生活の心配をせずに技術習得に専念できる。研修内容は基本的な技術指導だけでなく、なら工藝館での自己研修や制作実演、さらには経営力強化や販路拡大のためのプログラムまで含まれる。

応募を検討している人向けに、11月15日には説明会と交流会が開催される。現地参加なら工房主との直接対話も可能だ。オンライン参加もできるので、遠方の人も気軽に参加できる。

伝統工芸に興味がある人、職人を目指す人にとって、この研修は絶好のチャンスとなるだろう。応募締め切りは12月10日。詳細は奈良市の公式ホームページで確認できる。奈良の伝統を守り、新しい時代に適応させていく。そんな挑戦的な仕事に携わりたい若者の応募を、奈良市は心待ちにしている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000392.000036429.html