40年の時を超えて蘇る『サラダ記念日』の俵万智!新刊『生きる言葉』が10万部突破の秘密とは
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歌人・俵万智さんの名を一躍有名にした『サラダ記念日』。その表紙写真から約40年。俵さんの最新刊『生きる言葉』が10万部を突破し、話題を呼んでいる。これを記念して、雑誌「波」11月号の表紙に俵さんが登場。かつてと同じポーズで撮影された新たな写真が、「波」の表紙と『生きる言葉』の帯写真に採用された。
『生きる言葉』は、従来の新書の枠を超えて幅広い読者層の心を掴んでいる。特に注目すべきは、中高年男性だけでなく、女性読者にも深く響いている点だ。SNS時代のコミュニケーションの変化や、若者の間で広がる「マルハラ」(文末に句点を打つことへの拒否感)など、現代の言葉の在り方に悩む人々の心を捉えている。
また、30~50代の子育て世代には、俵さんの実体験に基づいた子育てエピソードが強く共感を呼んでいる。「思わず涙しそうになった」「心にグサグサ刺さった」といった感想が口コミで広がり、ベストセラーの要因となっている。
俵万智さんは1962年大阪府生まれの歌人。早稲田大学卒業後、1987年に『サラダ記念日』で280万部のベストセラーを記録。以来、歌集や評伝、エッセイなど多くの著書を発表し、現代歌人協会賞や迢空賞を受賞するなど、日本文学界で重要な位置を占めている。
『生きる言葉』は、スマホとネットが日常の一部となった現代社会での言葉の使い方を、恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど様々な角度から考察した一冊。歌人ならではの視点と実体験を踏まえた内容が、多くの読者の心に響いている。
新潮新書から2025年4月17日に発売された『生きる言葉』は、定価1,034円(税込)。また、俵さんが表紙を飾る雑誌「波」11月号は2025年10月28日に発売予定だ。言葉の力が生きる力となる時代に、私たちはどのように日本語と向き合うべきか。俵万智さんの新刊『生きる言葉』が、その答えのヒントを与えてくれるかもしれない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002446.000047877.html