広告・PR業界で最も権威ある賞の一つ、『2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS』において、株式会社オズマピーアールが快挙を成し遂げた。同社の「道頓堀「金龍のしっぽ」Project」が、最高賞である「総務大臣賞／ACCグランプリ」を含む3つの賞を受賞したのだ。

この受賞は、クリエイティブ業界で活躍する関係者にとって大きな目標とされる栄誉であり、オズマPRの創造力と戦略的思考が高く評価されたことを示している。「金龍のしっぽ」プロジェクトは、大阪・道頓堀の有名ラーメン店「金龍ラーメン」の立体看板に関する問題を、ユニークかつ効果的な方法で解決した取り組みだ。

具体的には、隣地にはみ出していたしっぽ部分の撤去を求められた際、単に切り取るのではなく、断面のデザインや涙の装飾、さらには近隣のかに料理店とのコラボレーションによるしっぽの再利用など、創意工夫を凝らしたアイデアを実現。この取り組みは全国的な話題となり、金龍ラーメンのブランド好感度を大きく向上させることに成功した。

さらに、オズマPRは「九段理江に95%AIで小説書いてもらってみた。」というプロジェクトでも注目を集めた。このプロジェクトは、人工知能と人間の共創の可能性を追求し、クリエイティブイノベーション部門でファイナリストに選出された。AIと人間の相互理解や葛藤を通じて、小説の新しい形を模索する試みは、多くの読者の興味を引きつけた。

オズマPRの中尾敏弘代表取締役社長は、「今回の受賞は、我々の『社会デザイン発想』という独自のアプローチが評価されたものと考えています。これからも、ブランドの成長と社会の共感を両立させる最適解を追求し続けます」とコメントしている。

創業60年以上の歴史を持つオズマPRは、今回の受賞を機に、さらなる飛躍が期待される。PR業界のリーディングカンパニーとして、今後も革新的なアイデアと戦略で、クライアントと社会に新たな価値を提供し続けることだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000043449.html