「詩歌の守護神」が贈る幻想の短歌147首!書店員が10年かけて選んだ珠玉のアンソロジー
- タグ
- 報道発表


紀伊國屋書店新宿本店で10年以上にわたり詩歌ジャンルを担当してきた梅﨑実奈さんが、初の短歌アンソロジー『鴉は硝子のフリルで踊る』を編纂した。河出書房新社から2025年10月28日に刊行されるこの一冊は、現代短歌界に新風を巻き起こすことが期待されている。
梅﨑さんが手がける紀伊國屋書店新宿本店の詩歌売り場は、その圧倒的な品揃えと専門知識で知られ、日本の書店の中でトップクラスの実績を誇る。遠方からわざわざ訪れるファンも多く、まさに「詩歌の聖地」と呼ぶにふさわしい場所だ。
今回のアンソロジーには、梅﨑さんが長年の経験から厳選した147首の短歌が収められている。特に幻想的な作品に焦点を当て、石川美南、川野芽生、東直子など、現代短歌を牽引する歌人たちの作品が一堂に会している。歌人・装幀家の花山周子さんは、本書を「定家が集めた小倉百人一首の現代版」と評している。
装幀・装画も花山周子さんが担当し、書店員と芸術家という異なる視点を持つ二人の「愛」が融合した美しい仕上がりとなっている。正方形型のコンパクトな装丁は、贈り物としても最適だ。
『鴉は硝子のフリルで踊る』は、現代短歌の魅力を凝縮した一冊として、詩歌ファンはもちろん、文学に興味のある幅広い読者層から注目を集めそうだ。税込2,530円で、電子書籍の発売予定はないという。
梅﨑さんは「好き」の原点に立ち返り、偏愛で選び抜いた作品を集めたという。この本が、現代短歌の新たな道標となり、多くの人々に詩歌の魅力を伝える架け橋となることが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001074.000012754.html