巨匠ペドロ・コスタ監督作品が東京に集結!写真美術館で30周年記念特集上映
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東京都写真美術館が総合開館30周年を記念して、ポルトガルの巨匠ペドロ・コスタ監督の特集上映を開催する。11月27日から12月7日までの期間限定で、コスタ監督の初期作品から最新作まで、計11プログラムが上映される。
ペドロ・コスタ監督は、独特の映像美と社会性を兼ね備えた作品で知られる世界的な映画作家だ。今回の特集では、長編デビュー作『血』(1989年)から最新短編『火の娘たち』(2023年)まで、コスタ監督の軌跡を辿ることができる。
注目作品には、スラム街を舞台に圧倒的なリアリズムで描かれた『骨』(1997年)や、新たなドキュメンタリー表現として高く評価された『ヴァンダの部屋』(2000年)などがラインナップ。また、カーボ・ヴェルデからの移民の歴史を描いた『ホース・マネー』(2014年)など、コスタ監督の代表作が勢揃いする。
さらに、期間中にはコスタ監督本人によるオンラインでのアフタートークも予定されており、ファンにとっては見逃せないイベントとなりそうだ。上映作品はすべて日本語字幕付きで、一般1,800円から鑑賞できる。
同時開催中の展覧会「ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ」のチケットを提示すれば、上映料金が1,000円になるお得な割引も実施。美術館と映画館、両方の視点からコスタ監督の世界観に浸れる貴重な機会となるだろう。
映画ファンはもちろん、アート愛好家や社会問題に関心のある方にもおすすめの上映会。東京都写真美術館で、ペドロ・コスタ監督の深遠な映像世界を体験してみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000941.000038211.html