高専生が挑む「DCON2026」、過去最多91チームから34チームが二次審査を突破


日本ディープラーニング協会(JDLA)を中心とするDCON実行委員会は、高専生を対象とした事業創出コンテスト「第7回 全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2026(DCON2026)」において、二次審査(書類選考)を通過した34チームを発表した。これらのチームは次の面談選考へ進み、5月8日・9日に渋谷ヒカリエホールで開催される本選への出場権を獲得する。
DCONは、高専生がものづくりとディープラーニング技術を活用して課題解決のプロダクトやサービスを考案し、その事業性を「企業評価額」という指標で競う独自のビジネスコンテストである。2019年のプレ大会から数えて7回目となる今回は、40高専から91チーム、119作品という過去最多の応募が集まった。
このコンテストの最大の特徴は、アイデアベースではなく、すでにプロトタイプまで確立された技術実装作品を対象としている点にある。さらに在学中の高専生主体による起業・事業化そのものを支援しており、これまでに12社のスタートアップ企業が誕生している実績を持つ。
今年度の二次審査通過作品には3つの特徴が見られた。第一に、マルチモーダルLLMなどの先端技術を「方言の翻訳」や「災害時の被災状況のテキスト化」といった難課題に応用するクリエイティブな挑戦が目立った。第二に、数十件に及ぶ現場ヒアリングや自治体・企業との実証実験を重ねた徹底した現場主義が評価された。第三に、在学中の起業を見据えた収益モデルや特許戦略まで踏み込んだプロフェッショナルな視点が挙げられる。
なお、面談選考を通過できなかったチームも本選会場で特別展示を行い、新設された「特別展示賞」や「オーディエンス賞」の対象となる。本選進出10チームは2月27日に発表され、最優秀賞は本選審査員が決定する企業評価額により選出される予定だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000260.000028865.html