ヘラルボニー、海外福祉施設との提携が10箇所突破


欧州・米国の福祉施設とのパートナーシップを拡大
株式会社ヘラルボニーは、海外の福祉施設と結ぶパートナーシップ契約数が10箇所を突破したことを発表した。内訳は、フランスが3箇所、ドイツ・ベルギーが2箇所、イタリア、スペイン、オランダ、アメリカがそれぞれ1箇所の計11箇所へと拡大している。
同社は「異彩を、放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指す企業である。2024年7月よりフランス・パリに子会社「HERALBONY EUROPE」を設立し、世界最大級のスタートアップ集積施設「Station F」に拠点を構えている。
現地福祉施設との対話を重視した契約締結
海外での事業展開と同時に、海外の作家との契約も積極的に拡大している。異文化への尊重を前提としながら、メンバーひとりひとりが現地の福祉施設と向き合い、対話を重ねることで、10箇所を超える新たなパートナーシップが実現した。すでに一部の作家においては、プロダクトへも起用されている。
契約を締結した施設には、フランスの「L'atelier A92」やドイツの「Die Schlumper」、アメリカの「Creative Explored」などが含まれる。所属作家Helene Dum.の作品は、2025年12月より配布が開始されたJALの紙コップに起用されるなど、実際のビジネス展開も進んでいる。
信頼関係を基盤とした事業展開を継続
HERALBONY EUROPE CEOの忍岡真理恵氏は、ヘラルボニーが世界に届けているのはサービスやプロダクトではなく「作家との出会い」そのものであると強調する。作家一人ひとりの想いや人生、創作の背景を丁寧に受け取り、社会へとつなぐ媒介であり続けることが、同社の存在意義だと再確認しているという。
障害のある方々を取り巻く状況は、国が違えど本質的には大きく変わらない。育まれ、守られてきたアートを託していただくには、人と人として出会い、語り合い、信頼を築くこと以外に方法はないとし、今後も一歩一歩、事業を進めていく方針だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000514.000039365.html