AIで台本作成した新作舞台が開幕!ブレヒト傑作を多田淳之介演出で


地動説に自身を重ねたブレヒトの傑作を現代に
静岡芸術劇場にて、SPAC秋のシーズン2025-2026の第3弾として『ガリレオ~ENDLESS TURN~』が2026年1月18日から3月7日まで上演される。本作は、天動説が常識とされた時代に地動説を唱えたガリレイの半生を描いたベルトルト・ブレヒトの傑作戯曲『ガリレオの生涯』を、演出家・多田淳之介が現代的視点で再構築した作品だ。
ナチス時代を生きたブレヒトが、ガリレオ・ガリレイの半生に自身を投影したともいえる本作。教会から異端として自説の撤回を余儀なくされたガリレオは、秘かに「新科学対話」を完成させた。17世紀に起きた天動説から地動説への転換は、AIやテクノロジーと共に生きる現代にも通じるパラダイムシフトの軌跡といえるだろう。
台本作成にAIを活用した壮大な群集劇
注目の演出家・多田淳之介が、今回の台本作成にAIを活用しながら、紀元前700万年の人類史の始まりからガリレオの時代とその先までを描く。多田のSPACでの演出は、2018年の『歯車』、2023年の『伊豆の踊子』に続き3作目となる。
舞台美術を手がけるのはカミイケタクヤ。「現代の私たちが想像する宇宙」をイメージした舞台デザインで、観客を時空を超えたツアーへと連れ出す。SPAC俳優20名による群集劇として、現代を生きる若者に「真実」とは何かを問いかける内容となっている。
充実した上演関連企画も開催
公演期間中は、プレトークやバックステージツアー、アーティストトークなど多彩な関連企画が用意されている。2月14日と15日には、県立清水南高等学校芸術科演劇専攻の生徒たちによるあらすじパフォーマンスも実施される。
チケットは一般4600円、U25・大学生・専門学校生2200円、高校生以下1100円。カンフェティでは一般席が4100円となる限定割引も設定されている。フェイクニュースが溢れる時代に描かれる真理の追究を、劇場で体験してはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003470.000013972.html