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雪国の夜を彩る伝統の冬祭り!飛騨神岡初金毘羅宵祭が2月21日開催

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参加型イベント
報道発表
プレスリリースより

伝統と革新が融合する雪深い飛騨の冬の夜祭

岐阜県飛騨市神岡町で毎年2月に開催される「飛騨神岡初金毘羅宵祭」は、雪深い飛騨地方では珍しい冬の夜祭として知られている。2026年2月21日に第69回目となる祭りが開催される。

禅宗寺院「補陀山洞雲寺」の本堂の隣にある金毘羅堂には、寺の堂塔伽羅を守護する祭神として「金毘羅様」が祀られており、約400年前の前寺院の開創より、毎年正月10日に初金毘羅祈祷が厳修されてきた。昭和31年に当時地元消防団長であった大坪政長氏が江戸消防記念会「も組」の組頭を招聘し、木遣り音頭の指導・伝授を受けたのをきっかけに、初金毘羅祈祷に合わせた大額の奉納行列を催行することとなった。以来、商売繁盛・家内安全を祈願し、木札を奉納するお祭りとして、少しずつ姿を変えながら今に至っている。

見どころ満載のイベントスケジュール

2026年2月21日の11時から21時まで、飛騨市神岡町船津地内で開催される。会場では飛騨をはじめ周辺地域の美味しいものが集まる「うまいもん広場」が本町防災公園と飛騨信用組合神岡支店で展開される。

12時からは関西国際プロ・レスリングによる「プロレス巡業」がJAひだ神岡支店前で開催され、13時30分には洞雲寺でだるま供養・祈祷祭が行われる。14時30分には本町防災公園で豪華景品が当たるビンゴ大会と福まき大会が催される。

祭りのメインとなる行列は17時30分に川西ポケットパークで出発式を行い、18時にスタートする。行列は川西ポケットパークから洞雲寺まで練り歩き、夜の神岡町を熱気で包み込む。

個性豊かな社中行列が街を練り歩く

社中行列は、伝統の江戸木遣や手古舞が先導し、個性豊かな山車やアニメキャラ、ゾンビ集団などが連なる型破りでユニークな構成が特徴だ。名物の「巨大ねぶた」や、お菓子が舞う「まきもの」は、大人も子どもも夢中になれる一体感抜群の見どころとなっている。

今年は昨年を上回る14の社中が参加し、例年以上に華やかな光景が広がる予定だ。同級生や仲間が山車製作や練習を通じて団結する場となっており、人口減少に立ち向かう地域の活力を象徴する祭りとなっている。町内各所では飛騨の地酒を無料で振る舞う場所もあり、冷えた体に染み渡る一杯を片手に、地元の人も観光客も一緒になって楽しめる。

消防団の熱意が生んだ江戸木遣りの伝統

本祭は、昭和31年に始まった比較的新しい祭りだが、その背景には地域の歴史と人々の熱意が息づいている。昭和4年の大火で大きな被害を受けた神岡の船津地区では、消防団の役割が重要視されていた。

昭和29年、当時の消防団第1分団長で酒造業を営む大坪政長氏が、江戸の火消しの伝統的な木遣り唄を神岡に伝えたいと考え、東京の江戸消防記念会へ参加を懇願した。初めは断られたものの、地元の知識人の協力もあって依頼を重ね、同年11月についに組頭ら6名を神岡へ招くことに成功する。

彼らは鉱山の迎賓館・神和荘で江戸木遣の指導を行い、神岡の消防団と交流を深める中で、洞雲寺境内の金毘羅堂へと導かれた。洞雲寺では古くから毎月10日に金毘羅講が行われており、金毘羅大権現を祀る文化が根付いていた。この縁を感じた竹本金太郎氏たちは、洞雲寺に欅造の大額を献納することを決め、昭和31年1月10日に献納式が執り行われた。献納式の日、消防団の2つの分団が江戸木遣を歌いながら洞雲寺へ大額を運ぶ行列を編成し、地元の芸妓衆が男装して神輿の行列に花を添えた。その華やかさと粋を好む町民の気質により、この行事は翌年より「商売繁盛・家内安全」を祈願する祭りとして毎年継続されることとなった。

アクセスと駐車場情報

公共交通機関を利用する場合は、JR高山本線「飛騨古川駅」から古川・神岡線のバス「濃飛バス神岡営業所」下車徒歩5分。自家用車の場合、高山方面からは東海北陸道飛騨清見インターチェンジから約1時間、富山方面からは北陸道富山インターチェンジから約1時間となっている。

イベント臨時駐車場として、神岡振興事務所、東町コミュニティセンター、夕陽ヶ丘市民駐車場、道の駅スカイドーム神岡第1・2駐車場が用意される。なお、第1駐車場は16時以降使用可能となる。また、古川町と神岡町区間で無料地域交流バスが運行される。問い合わせは神岡振興事務所地域振興課まで。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000120394.html