ヤン・レニツァ展がgggで開催、ポーランド派の巨匠作品を紹介


ポーランドの巨匠ヤン・レニツァとは
第二次世界大戦後の共産主義体制下、ポーランドのポスター芸術は「ポーランド派」と呼ばれる斬新な表現で国際的に高い評価を受けた。その中心人物がヤン・レニツァである。社会主義リアリズムに縛られることなく、自由な表現を推し進めた新世代のアーティストの一人で、ロマン・チェシレヴィチやヘンリク・トマシェフスキらとともに頭角を現した。視覚的表現の大胆さの中にのぞかせるユーモアが、独特の世界観を創り出している。
国際的な評価とポスター作品
ヤン・レニツァは、栄えある第1回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ(1966年)で金賞を受賞し、日本でもその名を轟かせる存在となった。生涯にわたり数多く創作し続けた映画や演劇のポスターがよく知られており、その大胆で独創的な表現は多くのアーティストに影響を与えている。
アニメーション制作での金字塔
同時に意欲的に取り組んできたのがアニメーション制作である。フレーム数をあえて制約することでコラージュ的な画面がさらに独創的な舞台となり、その中をちょっと毒のあるキャラクターがコミカルに動き回る、なんともシュールで摩訶不思議な世界。ヤン・レニツァはアニメーション作家としても金字塔を立てた。
企画展の内容と開催概要
公益財団法人DNP文化振興財団は、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg、東京・銀座)で2026年2月12日(木)~3月26日(木)に、「ポーランドの巨匠 ヤン・レニツァ ポスター、アニメーション、イラストレーション、舞台」展を開催する。本展ではポスターとアニメーションフィルムのアートワークほか、活動初期に多く手掛けていた雑誌挿絵としての風刺画や、舞台デザインやキャラクターの原画など、これまであまり紹介されてこなかったヤン・レニツァの創作もあわせて紹介する。生まれ故郷ポズナンの国立美術館のアーカイブから選りすぐりのレニツァ作品が展示される。
会場はギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル)で、開館時間は11:00~19:00。休館日は日曜日・祝日であり、入館料は無料である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000967.000069194.html