若者の起業を支援するエコシステム構築、ETIC.と北海道エンブリッジが実行団体5団体を公募開始


日本の若者起業率が先進国平均の半分以下、地域格差が深刻
NPO法人ETIC.とNPO法人北海道エンブリッジは、休眠預金を活用した事業において、全国の地域で若者の起業を支えるエコシステム構築を担う実行団体の公募を開始しています。公募締切は2026年3月2日(月)12:00です。
近年、全国の高校・大学において探究学習やアントレプレナーシップ教育が広がり、若者が自ら関心を持ったテーマに取り組む機会は着実に増えています。しかし、行動を起こしたい若者がいるにも関わらず、身近なロールモデルや支援機会・人材の不足により、特に首都圏以外の地域において挑戦を育んでいくことができない状況が多く存在しているといいます。結果として、日本のTEA(起業活動率)は6.1%と先進国平均12.6%を大きく下回っており、特に18-24歳のTEAは1.9%と非常に低い水準となっているのが現状です。
個人の努力から環境が支える循環へ、持続可能なエコシステムを構築
本事業では、地域に根差した若者支援を行う実行団体と共に、座学・理論の習得に留まらず、試行や検証を通じて売上を立てる経験を積むことができるプログラムを展開していきます。身近に事業をつくる若者や、実際に活躍する若者起業家を輩出し、彼らの背中を可視化することで、さらなる挑戦を促していきます。地域社会において若者が身近に頼り、適切な情報や助言を提供できるコーディネーターの育成や、実行団体・地域エコシステム発展に向けた事業パートナー獲得も支援します。この取り組みそのものが地域のハブ機能となり、散在する人・資源・機会を有機的に結びつけるネットワークとして発展していくことが目指しです。若者の挑戦を一時的なイベントで終わらせることなく、継続的に生まれ、育ち、また次の世代へと経験が引き継がれていく「持続可能な循環」を日本全国に定着させることを目指しています。
10年で2,000人を育成したETIC.、61.7%が売上創出の北海道エンブリッジ
NPO法人ETIC.は1993年に起業家をめざす学生たちが創業した団体です。1997年に開始した大学生向けの長期実践型インターンシッププログラムには10年で2,000人が参加し、2015年からは大学生起業家向けの私塾「MAKERS UNIVERSITY」の開始とともに、高校生向けのイノベーター育成プログラム「MAKERS UNIVERSITY U-18」も展開。年1回の合宿型プログラムに10年で330名の高校生が参加しました。
NPO法人北海道エンブリッジは、2012年6月の創業以来、長期実践型インターンシップを軸に多様なセクターと連携し、累計2,000名を超える学生のキャリア支援を実施してきました。学生向けの若年層創業支援サポート「mocteco」では、8年間で81名が参加し、61.7%の学生が売上を創出、27.1%が起業、現在は22団体が法人として継続的に活動しています。
最大2,700万円、3年間の伴走支援で実行団体をサポート
採択団体は1団体あたり最大2,700万円(3年間の総額)の助成を受けることができます。助成期間は2026年4月~2029年2月末です。資金面だけでなく、起業支援コーディネーターの採用・育成支援、全国ネットワークとの接続・コーディネート、採択団体同士のネットワーキング、プログラム運営に向けた助言・ノウハウ共有、社会的インパクト評価の実装支援など、多角的な伴走支援が提供されます。
公募期間は2026年1月31日(土)~2026年3月2日(月)12:00で、採択団体は5団体程度の予定です。対象となるのは、日本全国の地域に根差した活動を行い、若者のキャリア支援・自立支援や地域活性化に実績があり、本事業終了後も継続して次世代育成に取り組む意志のある団体です。詳細および申請方法はhttps://entre.ecosystem.etic.or.jp/kyumin をご確認ください。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000275.000012113.html