北原白秋のまざあ・ぐうす、會田瑞樹作曲の歌曲集が2026年5月刊行


北原白秋の名作を現代に蘇らせる新しい歌曲集
打楽器奏者で作曲家の會田瑞樹は、2026年5月に音楽之友社より『北原白秋のまざあ・ぐうす』セレクションを出版することが決定した。大正10年に発行された北原白秋の『北原白秋のまざあ・ぐうす』は、イギリスで古くから親しまれてきた「まざあ・ぐうす」を日本で初めて一冊の本として紹介した記念すべき作品である。北原白秋が童謡詩人としての第一歩を踏み出した記念碑的作品であり、會田瑞樹は120の詩すべてに作曲を行った。2025年5月にその全曲を披露した後、各地での演奏を重ね、今回の出版運びとなったものである。
演奏者と奏者の視座から生まれた新たな音楽表現
會田瑞樹は2010年のデビュー以来、多角的に音楽を見つめ、行動に移してきた。とりわけヴィブラフォンのためのレパートリー拡大を求め、300作品以上の初演を通して音楽の未来を見つめている。作曲家としても打楽器作品のみならず、管弦楽、室内楽、歌曲と多岐にわたる創作活動を展開しており、演奏家の視座を持った「見通しの良い音楽」と評されている。近年は教育の面においても、その大胆な発想を活かした行動的な指導に定評がある。
初心者から上級者まで楽しめる工夫が満載
ピアノと歌によるこの歌曲集は50作品を通奏するだけでなく、奏者の様々な工夫で物語を自由に構築することができる。「独唱」だけでなく「斉唱」としても効果を発揮し、教育現場での活躍も期待されている。ピアニストの語りと歌による掛け合いを伴う楽曲もあり、その世界観は無限に広がる。ピアノパートは初心者から上級者まで、様々な難易度の楽曲が揃い、左手で伴奏できる歌曲もあるため、様々な人たちが楽しめる音楽として創意工夫がなされている。楽譜内には豊富なイラストも掲載され、作品のイメージをさらに膨らませる。巻末には歌詞カードも掲載され、北原白秋の瑞瑞しい初版の翻訳が現代に鮮やかに蘇る。
出版記念全曲演奏会を5月3、4日に開催
2026年5月3日(日)と4日(月/祝)、トーキョーコンサーツ・ラボにおいて『會田瑞樹作曲 世俗歌集《北原白秋のまざあ・ぐうす》出版記念全曲演奏会』が開催される。開場は13時30分、開演は14時。第一幕は約100分、休憩20分を挟んで第二幕は約90分で、終演予定は17時30分である。昨年の初演メンバーに加え、新たに歌唱や演奏者を迎えるほか、前回はピアニストとして参加した小川至氏に全曲の指揮を担当いただく。120の詩の世界観は、大人も子供も楽しめる、深い驚きに満ちた三時間半となる。チケットは3000円(全席自由)で、ピアで予約受付中である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000080311.html