恵比寿映像祭2026、第3回コミッション・プロジェクト4名のファイナリスト発表


恵比寿映像祭2026で新進映像アーティスト4名が決定
東京都と東京都写真美術館、日本経済新聞社が主催する国際フェスティバル「恵比寿映像祭2026」は、2026年2月6日(金)から2月23日(月・祝)までの16日間にわたり開催される。映像文化とアートの現在を横断的に紹介するこのフェスティバルでは、映像表現の最先端を発信している。2月11日に開催されたシンポジウム「映像表現の現在地とこれからー第3回コミッション・プロジェクトに向けて」にて、第3回コミッション・プロジェクトのファイナリスト4名が発表された。
ファイナリストに選出された4名のアーティスト
今回選出されたファイナリストは、石原海、岩根愛、折笠良、佐藤浩一の4名である。5名の国内外の有識者で構成される審査委員会による慎重な審査を経て決定された。ファイナリストに選出された4名は、今後それぞれ新作映像作品の制作に取り組み、完成作品は次回の恵比寿映像祭2027にて発表される予定だ。会期中には展示作品を対象とした審査会を実施し、特別賞を決定する。特別賞受賞者には、翌年度の恵比寿映像祭2028において特別展示の機会が提供されます。
審査員が評価した4名の個性と表現
審査コメントでは、候補者8人の作品がいずれも高いテーマ性を備え実験的かつ挑戦的であったと述べられている。石原海は個人の記憶と社会問題を交差させ周縁化された人々の生活史に光を当てる映像作家として、岩根愛は綿密な現地調査に基づき独自の視点から歴史的・社会的テーマをとらえてきた実績から選出された。折笠良は文学作品や言葉そのものをモチーフにアニメーション制作を行い、佐藤浩一は産業社会と自然環境や生物との関係のフィールドワークから作品制作を行う作家として高く評価されている。
コミッション・プロジェクトの役割と今後
恵比寿映像祭では2023年より「コミッション・プロジェクト」を継続的に実施している。このプロジェクトは、日本を拠点に活動する新進アーティストに映像作品の制作を委嘱し、映像表現の概念を拡張し新たな文化価値を醸成することを目的としている。制作された作品は次年度以降の恵比寿映像祭において発表され、フェスティバルの中核的な成果として位置づけられる。恵比寿映像祭は、このコミッション・プロジェクトを通じてアーティストの創造的挑戦を中長期的な視点で支援し、映像表現の現在地と未来を社会に向けて発信していく方針である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000196.000065348.html