SVリーグオールスター、社会とつながる「Smile Rally」がスタート


過去最高の盛り上がりを見せたオールスターゲーム
1月31日から2月1日にかけて、「エムット presents SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2025-26 KOBE」が神戸で開催された。デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)がユニフォームサプライヤーとして参加し、SVリーグが打ち出す「Smile Rally」の取り組みがスタート。ファン投票とリーグ推薦で選出された各チームの人気選手がプレーしたオールスターゲームでは、初日のWOMENに8,389人、2日目のMENは9,347人と過去最大の盛り上がりを記録した。
試合では普段では見られない競演や真剣なプレーが繰り広げられた。足だけでボールを扱う「フットオンリー」や4回までタッチできる「フォアヒットOK」、全選手がコートに入った「全員バレー」など、この日の特別ルールも採用されるなど、エンターテイメントにあふれた2日間となった。大阪ブルテオンの清水邦広選手は「レジェンドサーブ」で登場し、どちらのチームでもサーブするためコートを行ったり来たりする演出で会場を沸かせた。エムットベストエンタメ賞を受賞した広島サンダーズの西本圭吾選手は、「自分が初めてオールスターに出たときに、清水選手が会場を盛り上げてくれました。彼がやってくれたことをうまく自分ができたらいいな、引き継いでいきたいな、という想いでした」とバレーボール界のエンタメ性が受け継がれていることを語った。
1、2セットは、株式会社サンリオのキャラクター「ハローキティ」とコラボレーションしたヒュンメルユニフォームを着用。裾から顔を出すハローキティとさりげなく入ったロゴがオールスターゲームの楽しい雰囲気を演出し、WOMENユニフォームは背番号にリボンがついたキュートな1枚となった。3セット目は所属する各クラブのユニフォームでプレーし、アリーナにつめかけたファン同様、カラフルなユニフォームでコートが彩られた。
社会とつなぐSmile Rallyがスタート
今回のオールスターゲームは、『強く・広く・社会とつなぐ』というSV.LEAGUEのミッションに基づき、試合以外にもさまざまな取り組みが行われた。両日とも午前中はアリーナ内でバレーボール教室・ふうせんバレー体験会が実施され、MENのバレーボール教室には松葉杖をついていて練習に参加できない小学生がいたが、大阪ブルテオンの西田有志選手やウルフドッグス名古屋の宮浦健人選手などが、椅子に座った女の子とパス練習を行うなど、誰もが参加できるような配慮がなされた。
西田選手は「子どもたちが純粋にバレーを楽しんでいる姿は、非常に幸せな光景でした。僕らは勝ち負けや他の選手と比べられるという世界線でやっているので仕方ないと思うのですが、第一にバレーボールが好きでやっているということに、子どもたちと触れ合うことで気づけたというか、思い出しました。3回しか触れないのに、全員が楽しそうにしている」とバレーボールの良さを実感したという。
サブアリーナで行われた「ふうせんバレー」は、バドミントンコートを使用し、障がいのある3~4名と障がいのない人2~3名の6名がチームとなり、メンバー全員が直径40cmのふうせんに1度は触れ、かつ10回以内に相手コートに返すという全員参加型のパラスポーツ。クラブチームの監督から「障がい者の方たちと、心のバリアフリーを体験してきてください」と送り出された中学生やデイサービスで風船を使った遊びを楽しんでいる支援学校の生徒らが、オールスター選手と交流した。
バレーボールのラリーのように笑顔をつなぐ取り組み
運営を担当したSVリーグの中村匡さんは、「SVリーグが掲げるミッションのひとつに、『社会とつなぐ』ということがありますが、具体的なプロジェクトがなかった。SVリーグの社会連携活動を『Smile Rally』(スマイルラリー)』と名付け、バレーボールのラリーのように、笑顔をつないでいく取り組みにしていきます。今回その最初の取り組みとして、ふうせんバレーを実施しました。インクルーシブをテーマに、スポーツをいろんな人に楽しんでもらいたい、障がいのあるお子さんにも楽しんでもらえるようにしたい、と企画した」と語った。
ふうせんバレーの日本王者『クラブマイケル』も参加したことで、選手と参加者の交流だけでなく、エキシビジョンマッチという楽しさもあるイベントになった。SVリーグ選抜は、WOMENが0-5、MENが0-10と共に完敗。サントリーサンバーズ大阪の小川智大選手は、「アタッカーのレベル違いすぎて、ボールが取れなかった」と脱帽し、ウルフドッグス名古屋の水町泰杜選手は、「色んなことを抱えている中で、みんなでつないでいく。バレーボールってこうだよな」とその良さを実感したと語った。
ユニフォームがチャリティーオークションに
SVリーグではヒュンメル製オールスターユニフォームのチャリティーオークションを実施する。2月17日より2月24日まで、「スポオク powered by engate &モバオク」でスタート予定。落札金額の一部を神戸市に寄付し、社会とのつながりを深めていく。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000894.000051499.html