日藝×生活クラブが産学連携で「やさしい牛肉」をテーマに成果発表会開催


日本大学芸術学部と生活クラブが3年目の産学連携プロジェクト実施
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会と日本大学芸術学部による産学連携プロジェクトが2025年度で3回目となり、2026年2月3日に新宿区で成果発表会を開催した。今回のテーマは「やさしい牛肉の旅~私たちは物語を食べている~」で、日藝の学生14名が北海道チクレン農業協同組合連合会の生産・製造現場を訪問し、4日間の体験を通じた学習成果を発表した。
北海道の牧場から加工まで学んだ「命の物語」
学生たちは北海道で牛の肥育から出荷、精肉加工に至るまでの全工程を見学した。武内牧場、農業組合法人美生ファーム、株式会社なかしゅんべつ未来牧場、株式会社北海道チクレンミート北見工場・北見食肉センターでの取材を通じ、生産者が「感情をしっかり抱えたまま判断し続けること」が命を扱う仕事の覚悟であることを学んだ。また市場価値が低いオス牛であっても個体ごとの良いところを見出し、最後まで責任を持って育てる生産者の姿勢に感銘を受けた。
学生作品は「命と生産者への誠実な向き合い方」を提案
発表当日はオンラインを含めて112名が参加し、学生たちは取材を通じた気づきを発表した。「かわいそう」という感情論ではなく、「おいしく食べること」こそが命を奪う人間が背負うべき責任であり、生産者や職人たちの覚悟に応える唯一の方法だと結論づけた。学生たちが制作したポスター・冊子・動画は、今後生活クラブの広報やPR素材として活用される予定である。映像作品は生活クラブ公式YouTubeチャンネルで公開され、冊子は公式WEBサイトのデジタルブックとして掲載される。また生活クラブ公式noteでも2月中旬から公開予定だ。
北海道産飼料で育った赤身肉が特徴の生活クラブの牛肉
生活クラブの牛肉は北海道チクレン農業協同組合連合会との40年以上の提携で実現している。「健康に育てられた国産牛の赤身肉が食べたい」という組合員の想いから生まれた商品で、脂肪が少ない赤身肉が特徴である。子牛を育てるところから精肉として加工する工程までグループ内および地域内で一貫管理されており、飼料用米や粗飼料は100%北海道産を使用している。牛のたい肥で育てた粗飼料を牛にあたえるサステイナブルな地域循環サイクルを確立し、国産飼料の割合を高めている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000732.000002456.html