ZETA DIVISIONのeスポーツ専門スクール開校、プロの実践知を語る


世界で活躍するZETA DIVISIONが専門スクールを開校
プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」は、eスポーツ分野の専門スクール『ZETA DIVISION GAMING ACADEMY POWERED BY VANTAN』を開校しました。2026年3月19日に開催された開校イベントでは、ZETA DIVISIONのクリエイター crow氏と、運営を行うGANYMEDE株式会社の代表取締役 西原大輔氏が登壇し、学生に向けた特別授業を実施しました。
プロの経験と業界知見を学生に伝える特別授業
本授業では、世界の舞台で戦った元プロeスポーツ選手であるcrow氏と、eスポーツビジネスの最前線に立つ西原氏が、業界で培った知見を学生に語りました。「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンに掲げるバンタンは、生徒募集からスクール運営まで一貫したサポートを行い、eスポーツ産業を牽引する次世代リーダー人材の育成を目指しています。
eスポーツ業界の急成長と人材不足の課題
西原氏は、ZETA DIVISIONが初期段階で18畳のワンルームで合宿を行っていたことを振り返りながら、現在の日本における世界大会開催やコミュニティの急拡大について触れました。業界の可能性が広がり続ける一方で、それらを支えるビジネス人材が圧倒的に不足している現状を指摘し、次世代を担う専門人材の育成が急務であることを強調しました。
チーム競技に必要なコミュニケーション力
crow氏は選手時代の経験から、チーム競技において求められるコミュニケーションの重要性について説明しました。当初は勝利にこだわるストイックな姿勢で競技に臨んでいたものの、キャリアを積む中で周囲と協力することの重要性を学んだと振り返ります。引退後にコーチを経験したことで視点が広がり、一人のプレイヤーを支える周囲の存在や、組織として一丸となって取り組むことの大切さを実感したと語りました。
eスポーツ業界で活躍するための視点
授業後半の質疑応答では、学生から「eスポーツ業界の最前線で活躍するために最も重要なことは何か」という質問が寄せられました。crow氏は、プロとして勝つためには個人のスキルだけでなく、「いかに応援してもらえるか、ファンをつけられるか」という視点や、「人間性・社会性」の重要性を強調。仲間と上手く向き合い、自分を律する力も必要だと学生へ伝えました。
業界で求められる専門的な人材とは
西原氏は、「eスポーツ業界で求められている人材」についての質問に対し、「ゲーム内容や競技シーン、選手のキャラクターを深く理解した上で制作できる専門的な人材が圧倒的に不足している」と説明しました。例えば動画編集者であれば、単に映像をつなぐだけでなく、ゲームのルール、競技シーンの文脈、選手のキャラクターといった要素を深く理解し、それらを的確にアウトプットできる専門的な編集スキルの需要は極めて高いとコメントしました。
次世代へ送られた熱いエール
最後に両者は、「好きなことのためなら、やりたくないことも頑張れる」という信念を持つことが、厳しい業界で道を切り拓く馬力になると語り、次世代を担う学生たちへ熱いエールを送りました。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000261.000054535.html