邦楽ニ.〇京都公演2026、光明院で伝統と現代が響き合う


枯山水を舞台に「呼吸の音楽」が蘇る
NIPPON NOTE RECORDSとMOON LLCは、伝統邦楽を現代にアップデートするプロジェクト「邦楽ニ.〇」の毎年恒例公演『NEXT JAPAN CLASSIC』を2026年3月22日に京都・光明院で開催することを発表しました。平安時代の遊びを新しい形で表現する本公演は、1,300年以上の歴史を持つ日本の伝統音楽の魅力を次世代へ継承するものです。
従来のコンサート形式を超えた空間体験
2026年の公演は、演奏メンバーと楽器編成を一新し、光明院の全体空間を立体的に活用する全く新しいタイムテーブルが考案されました。従来の「全員がステージに登壇してから演奏が始まる」というコンサート形式にとどまらず、演奏前には遠方からかすかに音が届いてくる演出を取り入れています。まるで「祇園の裏道を歩くと箏の音が漏れ聴こえてくる」ような体験を目指す試みです。会場内には和蝋燭を灯し、数百年前の日本を想起させる空間演出も行われます。これは音楽を「鑑賞する」ものから、空間や気配とともに「遭遇する」体験へと転換させる取り組みです。
「呼吸の間合い」から生まれた日本の伝統音楽
邦楽ニ.〇は、1,300年以上の歴史を持つ日本の伝統音楽を現代にアップデートし、その魅力を世界と次世代に継承するプロジェクトです。主宰はギタリスト・渥美幸裕。和楽器のみで演奏されてきた「邦楽1.0」に対し、洋楽器が参加した邦楽を「邦楽2.0」と定義しています。西洋音楽やダンスミュージックが心臓の「鼓動」から生まれたものならば、伝統邦楽は「呼吸の間合い」から生まれた音楽であり、土着の風土から奏でる自然の息だと考えられています。やがては楽器の垣根を超えて、国に関係なく「呼吸の音楽」として邦楽の考え方が広まっていくことを目指しています。
ギター、箏、三味線、胡弓、笙、DUBが織りなす音体験
公演では、ジャパニーズギター奏者・渥美幸裕、箏奏者・山内彩、三味線・胡弓奏者・岡村秀太郎、笙演奏家・井原季子、DUB奏者・KNDが出演します。波心庭を眺めながら、周囲の生命の音と共に和の音楽を味わう時間が実現されます。開場は午後6時30分で、午後7時から本演奏が開始され、午後8時に演奏が終了。その後午後8時から午後8時30分まで座談会が開催される予定です。
アクセスとチケット情報
会場は東福寺塔頭・光明院(京都府京都市東山区本町15-809)です。チケット料金は全席12,000円(拝観料込み)で、35歳以下は5,000円となっています。茶菓子と珈琲またはお茶が1杯無料で提供されます。チケット購入はPeatixで受け付けており、詳細は公式サイトで確認できます。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000141671.html