AIで学びの変化を可視化、みんがく「成長ジャーナル」で振り返り学習を革新


学びの振り返りをAIで可視化する「成長ジャーナル」とは
株式会社みんがくが教育プラットフォーム「スクールAI」において、新機能「成長ジャーナル」を公開した。学びの途中にある「気づき・変化・努力」を継続的に記録し、次の学びや指導につなげるための振り返りの仕組みである。単なるノート記録ではなく、単元ごとの振り返りをAIが解析し、学びの変化や傾向を自動で可視化することで、指導や授業改善に活かせるのが大きな特徴だ。
本機能は、東京学芸大学・鈴木直樹研究室との共同研究の成果を発展させ、久保田善彦氏(玉川大学教育学研究科 教授)・中村めぐみ氏(つくば市立みどりの学園義務教育学校 教頭)らの協力のもと、教育現場での実践を重ねながら開発されたものである。
生徒と先生、それぞれの画面で成長を共有
生徒は、日々の学習やテスト、英会話練習や探究活動での挑戦を「自分専用の成長ノート」として気軽に記録できる。スクールAIとのチャット内容もそのまま蓄積されるため、その時の思考過程や試行錯誤まで振り返ることが可能だ。さらに、ジャーナルに記録した内容に対してAIが具体的な成長ポイントや次の一歩を提示する。単なる提出物ではなく、「その時、何を考えていたか」まで残ることが大きな特長である。
先生側は、単元ごとの振り返りやチャット履歴を通じて、生徒の学びの過程を把握できる。整えられた提出物だけでなく、生徒の「思考の揺らぎ」や「本音」まで見えることで、より本質的な理解が可能になる。さらに、クラス全体の振り返りをAIが分析し、理解度やつまずきの傾向を可視化。授業設計や指導改善、カリキュラム検討に活用できるため、生徒の学びを深めながら先生の指導負担を軽減し、質の高い授業づくりをサポートする。
先生と生徒がそれぞれ得られるメリット
先生にとっては、単元ごとの学習・対話の記録が自動で蓄積され、生徒一人ひとりの状況を把握できる利点がある。学年や担当変更後も、過去の学習履歴を遡って確認でき、学習の過程や思考の変化を継続的に振り返ることが可能だ。クラス全体の傾向をAIが分析することで、授業改善やカリキュラム検討に活用できる。
一方、生徒にとってはAIとのチャットをもとに、自分の言葉で振り返りを書ける。過去の会話まで遡れるため、自分の思考の変化が分かり、AIから新たな視点のコメントがもらえる。小さな成長を実感しやすく、学習意欲が持続するという利点がある。記録した学びを見返すことで、努力の成果や成長の軌跡が目に見える形になり、できなかったことができるようになる喜びや、自分の変化への自信が生まれ、学習への前向きな姿勢が育まれる。
今後の展開と教育現場の期待
今後は、蓄積された成長データをより直感的に活用できる視覚的ダッシュボードの強化や、先生・保護者との共有機能の拡充、ポートフォリオとの連携を進める。さらに、個々の学習状況に応じてAIが次の一歩を提案する仕組みを強化し、生徒一人ひとりの学びの継続と自律的な成長を支える基盤を構築していく予定である。実証校からは「学校現場に特化した生成AIの仕組みや、ポートフォリオデータの活用が、現場の実践をさらに加速させる可能性を感じている」といった声も寄せられている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000079497.html