植田和男著『世界金融・経済危機の全貌』読書会開催、リーマン・ショックの構造を深掘り
日本銀行総裁の著作を題材とした読書会開催
少数株ドットコム株式会社は、日本銀行総裁・植田和男氏が編著を務めた『世界金融・経済危機の全貌 ―原因・波及・政策対応―』をテーマとした読書会を、練馬政治研究会および民事8部監視委員会との共催により開催する。2026年3月上旬の実施予定で、Zoomオンラインセッションにて行われ、参加費は無料である。
グローバル金融危機を多面的に解明
本読書会は、2007~2009年のグローバル金融危機(サブプライム問題からリーマン・ショック、世界同時不況に至る一連の出来事)を、内閣府研究プロジェクトの成果としてまとめられた視点から徹底的に紐解く。危機発生の根本原因、実体経済への深刻な波及経路、各国・中央銀行の危機対応という3つの柱で検討される予定だ。
参加者は、グローバル・インバランスの蓄積が金融システムの脆さを露呈させたプロセス、日本やアジアの実体経済が受けた打撃のメカニズム、そして量的緩和をはじめとする非伝統的政策の実際の効果と限界を学ぶことができる。これにより、金融危機の多面的な構造を深く理解した上で、今日の経済・金融環境におけるリスク認識や政策考察に役立つ視座を得られることを目指している。
検討テーマは危機の本質から政策対応まで幅広く
読書会では、サブプライム危機の深層と米国金融システムの脆弱性、グローバル・インバランスの調整過程と危機の増幅メカニズム、住宅バブル・証券化商品のリスク評価失敗と規制の不備など、複数の視点からアプローチする。さらに危機の実体経済への波及として、日本経済・アジア経済への影響、輸出依存と円高・株価下落の連鎖、各国中央銀行の危機対応ケーススタディも予定されている。リーマン危機の教訓と現在の金融政策との連続性・相違点についても議論する予定だ。
中立的な立場で事実と実証に基づき検討
本読書会は、特定の金融政策や政策当局を支持または批判することを目的とするものではない。制度理解、論点整理、事実と実証に基づく検討を通じて、参加者が自らの判断で金融政策を考察できる環境を整備することを目的としている。申し込みはinfo@shosukabu.com宛に、件名に「『世界金融・経済危機の全貌』読書会参加希望」と明記のうえ、事前登録制で受け付ける。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000206.000158730.html