2025年産米が最大200円安く パルシステムが家計応援値下げ開始


パルシステム負担で米を値下げ 産地支払いは維持
パルシステム生活協同組合連合会は、2025年産米について3月9日(月)の配達から値下げを実施する。米の需給は落ち着いてきたものの、価格はなお家計の重い負担になっている。パルシステムは、産地への支払金額を変えることなく、利用者の負担軽減と利用継続による産地応援を図る。
予約登録米は最大5㎏200円オフ
値下げの対象は、パルシステムで取り扱うすべてのうるち米(もち米を除く)である。値下げ幅(税抜)は、1㎏あたり20円で、5㎏袋ならこれまでの価格から100円値下げする。そのうち登録した米を定期的に届ける「予約登録米」は、さらに1㎏あたり10円値下げし、5㎏袋なら150円下がる。
加えて予約登録米は、3月9日(月)から4月3日(金)までに配達される期間限定で1㎏10円を値引きする。期間限定時の値下げ幅は、5㎏袋200円、3㎏袋120円となる。具体例として、予約登録米「秋田あきたこまち(無洗米)5kg」は4,530円(税込4,892円)から4,330円(税込4,676円)へと値下げされる(3月9日(月)~4月3日(金)配達分の期間限定)。
米価の「高止まり」が進む中での対応
「令和の米騒動」以降、米の小売価格は以前の1.5倍から2倍近い水準まで急騰した。2025年産米が出回り供給量は回復したものの、生産コスト(肥料、燃油、物流費)の上昇や、過去の在庫不足による取引価格の底上げにより、店頭価格は依然として高止まりの傾向にある。こうした状況下で、消費者の「節約志向」や「米離れ」が進行しており、日本の食料自給の基盤である稲作の持続可能性が問われている。
グッドデザイン賞を受賞した予約登録米制度
パルシステムが1993年の米凶作を機に開始した「予約登録米」は、収穫前に利用者が年間購入を登録し、産地がそれに基づき計画生産を行う仕組みである。登録すると利用者は市場価格が急騰した際も、優先的かつ安定した価格で供給を受けられ、生産者は出荷先が確保されているため、安心して環境保全型農業を継続できる。この取り組みが評価され、2023年度グッドデザイン賞を受賞した。
パルシステムでは、日本の食料自給率の要である米の生産を支え応援していくために、引き続き「お米で超えてく」と銘打ち、ごはん食の推進、田んぼを中心とした環境保全、持続可能な食糧生産に利用者が参加しやすい取り組みを行っていく。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001094.000006976.html