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宮崎市、小説で話題化「スマホ転出」が20代で72%に急伸

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報道発表
プレスリリースより

スマホ転出が知られていない現状から始まった

宮崎市が令和6年6月に実施したアンケート調査では、転出届のため来庁されたマイナンバーカード所有の市民79名のうち、約70%の方が「スマホで転出届ができることを知らなかった」と回答しました。一方、調査対象者全体の90%がスマホで転出届に必要な署名用電子証明書(英数字6桁以上の暗証番号)を既に設定しており、実は窓口に足を運ばなくても利用できることが判明したのです。

この結果から、スマホでの転出促進には「認知拡大」が最重要課題であることが明らかになりました。転出者全体の約5割を占める20代をターゲットに、SNSを活用した広報戦略の構築が必要と考えられたのです。

NHK大河ドラマからインスピレーションを得た広報アイデア

昨年1月にスタートしたNHK大河ドラマ『べらぼう』の主人公・蔦屋重三郎が「本を広告媒体として使う」という発想から生まれたのが、スマホでの転出が題材となっている全3話の短編小説『MOVING』です。この作品は宮崎市公式Xで連載され、市ホームページでも公開されています。

さらに市内の書店2店舗(TSUTAYA BOOKSTORE 宮交シティ様、蔦屋書店 宮崎高千穂通り様)における小説ブックカバーの無料配布に協力をいただきました。地元メディアもテレビや新聞でこの取り組みを取り上げ、様々な媒体を通じてポスターと小説が広まっていきました。

行動経済学を活用したホームページリニューアル

宮崎市は行動経済学・ナッジの手法を用いて、「スマホで転出しよう」と思わせるホームページの構築を目指しました。こうした施策により、スマホでの転出促進環境が整備されたのです。

成果:スマホ転出が前年比60%増加を実現

様々な関係者の協力により、前年3月比でスマホ転出届の件数は509件増(851件から1360件)という成果を達成しました。これは窓口来庁件数を509件削減したことを意味し、市役所窓口の混雑緩和に大きな効果をもたらしています。特に20代のスマホ転出割合は55%から72%へと17ポイントの上昇を記録しており、ターゲット層への訴求が効果的であったことが証明されました。全体的には47%から65%へと18ポイント上昇し、スマホでの転出が広がり続けています。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000024179.html