80代こそ人生本番。82歳現役医師が教える50代からの準備


人生100年時代、80代は最後の自由な10年
人生100年時代と言われるものの、心も体も思いきり動かせる時間は実は80代までである。82歳にして現役で診療に立つ内科医・菅沼安嬉子氏は、「80代は最後の自由な10年。その質は50代の過ごし方で決まる」と語っている。
世界文化社は、医師としての知見と、菅沼氏自身の人生・家族の介護体験をもとに、年代別に「やるべきこと」を具体的に示した実用エッセイ『80歳、これからが人生本番』を2026年2月26日に発売する。50代・60代・70代での準備が、なぜ80代の生き方を決定づけるのか。「命を全うするまで健康でいたい」と願う女性に向けた、人生後半の新しい教科書となっている。
50代からのライフスタイルが80代を左右する
菅沼医師は、80代に心も体も元気でいられるために、50代からの準備が必要だと考えている。高校の保健教員免許も持ち、母校の慶應女子高校で15年ほど教壇に立った経験を生かして、本書では学校の授業のようにわかりやすく、50代、60代、70代、そして80代に分けて、各年代で何をやるべきかを紹介している。
自分がやりたいことを見つけることが大切
菅沼医師は、80代で一番大切なのは「自分がやりたいことを見つける」ことだと語っている。著者自身のやりたいことは、医師としてのキャリアを生かして人の役に立ち、将来の人類の健康を考えて環境問題に取り組むことである。それを実行するための体力作りも欠かさず、アイロンを上げ下げして筋力をつけたり、洗面台をつかんで腕立て伏せをしたりと、身の回りのものを使い、テレビを見たり音楽を聴いたりしながら「ながら体操」をするのが、無理なく続けられる秘訣としている。
現役医師が家族の危機をどう乗り越えたか
医師のかたわら、子育てや母校の医学部の評議員などを務めてきた著者。いつも笑顔で患者に寄り添い、挫折など知らないように見えるが、ある時突然、一緒に診療所で働く医師の夫が普段とは違う問診をし、認知症だと判明した。尊敬する夫が変わりゆく様子がつらく、自身も体調を崩したという。そこで改めて家族の大切さに気付いたり、介護付きシニアレジデンスに居を移して心の平穏を取り戻していったと述べている。
著者プロフィール
菅沼安嬉子(すがぬま あきこ)は1943年東京生まれ。1968年、慶應義塾大学医学部を卒業し、内科学教室に入室する。現在、菅沼三田診療所副院長。長年、産業医として働く人の健康を支えてきた。2020年3月には女性で初めて慶應連合三田会会長に就任。1985年から2000年までの15年間、母校である慶應義塾女子高等学校で保健授業の講師を務め、2001年から2008年には慶應義塾大学看護医療学部講師(臨床栄養学)を務めた。
書籍情報
『80歳、これからが人生本番』は著者・菅沼安嬉子、発売日2026年2月26日(木)。定価は1,870円(税込)で、判型は四六・200ページ。株式会社世界文化社より発行される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002268.000009728.html