錬金術の歴史を貴重図版で堪能する、新しい図鑑が2月発売


思想・科学・芸術に影響を与えた錬金術を一冊に
株式会社河出書房新社は、『ビジュアル図鑑 錬金術の歴史』を2026年2月25日に発売する。西洋思想の源流であり、思想、科学、芸術などあらゆる文化に多大な影響を与えてきた錬金術の歴史と理論を、西洋のみならずイスラム、アジア地域も網羅して解説する決定版である。貴重なヴィジュアルをふんだんに用いることで、錬金術の面白さから美しさ、不思議さまで堪能できる一冊となっている。
古代から現代まで、古今東西の錬金術を追究
古代から中世にかけて、いずれ「科学」に移行する自然哲学に根付いていた錬金術は、卑金属を金などの貴金属に変える秘密を探求する過程で、薬、顔料や染料、石灰やアルカリ、酸などを産み出し、科学の発展に寄与してきた。本書では古代エジプトから現代の文学まで、錬金術の歴史を追いながら、古今東西の錬金術が生み出してきた多くの文献や絵画、版画などの貴重な図版を掲載する。
現代のポップカルチャーにも影響する錬金術
本書の訳者である辻元よしふみ氏と辻元玲子氏の寄稿によれば、現代の日本においても「錬金術」はクリエイティブな作品に大きな影響を与えている。2001年に連載開始し全世界の累計発行部数が8000万部を超えた漫画『鋼の錬金術師』や、1997年の『マリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士~』から続く「アトリエ・シリーズ」、累計120万部を超えた小説『いずれ最強の錬金術師?』など、ポップカルチャー分野で錬金術を扱う作品が数多く存在する。本書ではこれらの日本の有名作品も紹介し、世界中の読者に錬金術の現代的魅力を伝えている。
本書の特色と構成
本書は世界的に著名な科学ライターであるフィリップ・ボール氏が執筆。古代エジプトから現代の文学まで、錬金術の歴史を時代ごとにテーマを設定して解説する。西洋のみならず、イスラム、アジアの錬金術にも言及し、日本も登場する構成となっている。さらに、難解な錬金術の理論もわかりやすく解説されており、美しく想像力が刺激される多彩な貴重図版が多数掲載される。錬金術の思想と歴史を解説する第一級の史料として、錬金術の歴史や科学・化学のなりたち、芸術全般、魔術やオカルトに興味を持つ者や、創作関連の資料を探している者にとって有用な一冊である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001184.000012754.html