みかん・柑橘グランプリ2026、せとか・たんかん・愛媛果試第48号が最高金賞を同時受賞


異例の3品種が同時最高金賞を獲得
食べチョクが主催する「食べチョク全国みかん・柑橘グランプリ2026」は、2026年2月24日・25日に開催され、全国11都道府県から37点(20品種)が出品されました。審査の結果、最高金賞には異例となる3品種が同時受賞しました。愛媛県の新口農園による「愛媛果試第48号(紅プリンセスと同品種)」、愛知県のこだわり農家のお蜜柑屋による「せとか」、鹿児島県のミミズ果樹園による「たんかん」が選出されたのです。産地も品種も異なる柑橘が最高評価を獲得する結果となり、日本全国に高水準の柑橘生産者が存在することが改めて示されました。
香りや体験価値も重視される傾向
今回の審査では、単に「甘い」「おいしい」だけでなく、香りや余韻といった「体験価値」も高く評価されました。特別賞「食べるアロマ賞」には、「天然香水」とも称される豊かな香りが特長の「黄金柑」が選出されています。また、黄金柑を親に持つ「湘南ゴールド」も金賞を受賞しました。甘さ一辺倒ではなく、香りや個性を楽しむ柑橘が評価されたことは、「味わう」から「体験する」へと広がる現代の食の価値観を象徴する結果といえます。
全国から高評価が相次ぐ
その他の受賞としては、金賞にきまぐれファーム(神奈川県)の「湘南ゴールド」、銀賞に土佐水谷農園(高知県)の「土佐文旦」、銅賞に木下農園(愛媛県)の「せとか」が選出されました。柑橘王国として知られる愛媛・和歌山・静岡のみならず、これまで柑橘のイメージが強くなかった地域からも高評価が相次ぎました。こうした結果は、日本各地に高水準の柑橘生産者が存在することを改めて示すものとなったのです。
グランプリの開催目的と今後の展開
本グランプリは、広がり続ける柑橘品種の多様なおいしさを可視化し、消費者が違いを理解しながら選べる環境をつくることを目的としています。同時に、地域で愛されながらも全国ではまだ知られていない柑橘に光を当て、生産者のブランディングや販路拡大につなげることも重要な目的です。日本の食文化の豊かさを再発見する取り組みとして、今後も継続的に開催されていくとのことです。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000449.000025043.html