詩と宇宙が融合する「ひかりの教室」横浜で開催


詩と宇宙の文理融合授業「ひかりの教室」とは
一般社団法人ライトハイク協会は2026年3月12日に横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校において、詩作で宇宙を体感する出張授業『ひかりの教室』第1回を実施する。生徒有志30名(予定)が参加予定で、新しい詩型「ライトハイク」を通じた、これまでにない学習体験が提供される。
ライトハイク(二行詩)の特徴と歴史的背景
ライトハイクとは季語や5・7・5といった音数の定型がない自由詩である。唯一のルールは二行詩型で、上の句と下の句の文字数を合わせることのみ。この詩型は日本の旋頭歌という詩の形式に由来し、西洋の「verse(詩句)」とも共通する詩の原点に位置する。異なる言語同士を結ぶ場合は、文字数や単語数の制約を取り払い、単純に一つのフレーズに別のフレーズを結びつける形となる。
量子力学との接点:Parallel universe
『ひかりの教室』の構想は「Parallel universe(パラレル・ユニバース)」という言葉との出会いから生まれた。詩作自体が並行世界への飛び跳躍、擬似体験だと考えられている。カリフォルニア大学バークレー校の野村泰紀教授の「量子力学は、飛び飛び重ね合わせ力学」という言葉がこの確信を深めた。散文がニュートン力学だとするならば、詩は量子力学に相当し、次に続く言葉を経験から予測するのではなく、感性で飛ぶ。異なる二つの世界線を重ねる表現行為は、現在のところAIも到達できない領域である。
第1回「ひかりの教室」の実施概要
授業は連続2コマで構成される。1コマ目はライトハイク協会代表・八塚慎一郎によるライトハイク教室で、同じお題(上の句)に対して生徒が自分の言葉で下の句を和える。2コマ目は野村泰紀教授によるリモート講義で量子力学と宇宙について学ぶ。二行詩を通じて量子力学の多世界解釈を体験した直後に、その第一人者から宇宙を学ぶという「鉄は熱いうちに打て」メソッドが採用される。開催日時は2026年3月12日(木)13時20分〜15時20分。場所は横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(神奈川県横浜市鶴見区小野町6)である。
今後の展開と目標
ライトハイク協会は2024年から都内の小・中・高校を中心に、ライトハイクを活用した詩の出張授業「ライトハイク教室」を実施している。『ひかりの教室』はその特別版として新たにスタートするもので、2026年度には全国での実施を計画している。協会は新しい詩型を社会に役立てるため2023年に設立され、コミュニケーションツールとしてのイベント開催や認知症予防プログラムなど幅広い活動を展開している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000129753.html