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ドゥルーズ&ガタリの思想書『千のプラトー』全一巻版が2月27日刊行

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報道発表
プレスリリースより

20世紀最大の思想書がハードカバー愛蔵版で誕生

河出書房新社は、ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリによる共著『千のプラトー──資本主義と分裂症』(宇野邦一他訳)を2026年2月27日に刊行する。同年12月に刊行予定の『アンチ・オイディプス──資本主義と分裂症』と並び、ドゥルーズとガタリの代表作である「資本主義と分裂症」シリーズが、それぞれ全一巻・ハードカバーの愛蔵版として新たに出版される。

現代思想に新たな視点をもたらす『千のプラトー』

『千のプラトー』は、刊行から約半世紀を経た現在もなお、現代思想に重要な影響を与え続けている作品である。本書では、リゾーム、抽象機械、アレンジメントといった新たな概念を通じて、宇宙と大地をつらぬきながら生を解き放つ。顔貌性や逃走線の考察から生成変化を論じ、さらに戦争機械や捕獲装置を通じて国家、戦争、技術、資本への問いに向かう。平滑空間と条里空間の考察を経て、非有機的生へと向かう壮大な歴史哲学の試みとなっている。

訳者による新たなあとがきを収録

最新翻訳版を底本としながらも、訳文を改めて推敲し、若干の改訂を加えた上での刊行となる。代表訳者・宇野邦一氏による「一巻本への訳者あとがき」では、政権、市場、企業、技術が制御不可能な愚かさを生産し続ける時代にあって、『千のプラトー』と『アンチ・オイディプス』が「永久革命」のための過剰に開かれた本であり続けることの意義が述べられている。刊行は、ドゥルーズの生誕100年かつ河出書房新社創業140周年を記念しての企画である。

文芸評論家・哲学者が推薦する必読書

文芸評論家の三宅香帆氏は、『千のプラトー』について「現代の国家や戦争についての手がかりは、実はこの本が握るのではないか。歴史の新しい地平がここにある」とコメントしている。また、哲学者の國分功一郎氏は、本書における国家の捕獲装置の現在の作動や、エディプス的でない無意識の獲得といった課題提起の重要性を強調している。

書籍情報

書名は『千のプラトー──資本主義と分裂症』で、著者はジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリ。訳者は宇野邦一、小沢秋広、田中敏彦、豊崎光一、宮林寛、守中高明である。A5判上製で712頁。税込予価は9,680円(本体予価8,800円)。発売日は2026年2月27日で、ISBNは978-4-309-23176-1である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001183.000012754.html