ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』映画館での上映延長、新世代ダンサーの輝きが話題


新シーズンが大好評、TOHOシネマズ日本橋で3月5日まで延長上映
ロイヤル・オペラ・ハウスの演舞を映画館で体感できる「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ」の人気作『くるみ割り人形』が、TOHOシネマズ日本橋で好評のため上映延長を決定した。当初2月26日までの1週間限定上映予定だったが、3月5日(木)まで延長される。上映スケジュールとしては、3月1日(日)の上映はない。
新シーズン「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2025/26」は2025年12月19日(金)から2026年7月9日(金)までの期間中、全9演目を各1週間限定で全国公開されている。ライブ観劇とは異なる、映画館ならではの贅沢で至福の時間が体験できるのが特徴だ。
新世代の輝き、ウクライナ出身の新星マリアンナ・ツェンベンホイがクララ役で注目
本作で目立つのは若い世代の台頭である。クララ役を務めるのはウクライナ出身の新星マリアンナ・ツェンベンホイ。繊細さと芯の強さを併せ持つ踊りが印象的で、観客の心を掴み続けている。ハンス・ピーター/くるみ割り人形役は日本出身の中尾太亮が担当し、主要な役への起用が続いており、さらなる飛躍が期待される。ドロッセルマイヤー役のジェームズ・ヘイの存在感ある演技にも、観客から注目が集まっている。
ピーター・ライト版『くるみ割り人形』の魅力とは
冬の風物詩として広く愛されるバレエ作品『くるみ割り人形』は、E.T.A.ホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王様」をもとに1892年に誕生した。チャイコフスキーの切なく美しい旋律と幻想的な雪の場面、華麗な各国の踊りが特徴である。
ピーター・ライト版の魅力は物語性の豊かさにある。くるみ割り人形は魔術師ドロッセルマイヤーの甥で、ねずみの女王の呪いにより人形の姿に変えられているという設定。クララの勇敢な行動によってハンス・ピーターに戻り、ドロッセルマイヤーのもとへ帰るハッピーエンドが描かれる。クララとのほのかな恋の予感が甘酸っぱい余韻を残す。巨大化するツリーのスペクタクル、お菓子の国での各国の踊り、金平糖の精による夢のように甘美で高度なパ・ド・ドゥが、チャイコフスキーの旋律と溶け合い、世界屈指のプロダクションであることを実感させる。本年の上演では、ピーター・ライト卿の99歳の誕生日が舞台上で祝われたことも話題となった。
映画館で味わうロイヤル・バレエの世界
ロイヤル・バレエならではの華やかで心躍るクリスマスの魔法を、大スクリーンと迫力ある音響で体験できるのが映画館での上映の特徴である。上映時間は2時間36分。ロイヤル・バレエの世界観を映画館でお見逃しなく。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000016700.html