やなせたかしのキャラクターが大集合、ものべすとサンクスデイで1年の感謝を表現


やなせたかしデザインの200以上のキャラクターがセレネ前広場に集結
2026年2月8日、物部川エリアの観光博「ものべすと」のフィナーレを飾る「ものべすとサンクスデイ~やなせさんのキャラクターといっしょに楽しもう!~」が香美市で開催された。この特別な一日は、連続テレビ小説「あんぱん」の放送をきっかけに2025年3月29日に開幕した観光博が、約11か月の幕を閉じる記念イベントとなった。
やなせたかしのライフワークの一つが「キャラクターデザイン」である。生前、やなせたかしは高知県内だけで80以上、全国各地を含めると200以上のキャラクターをデザインした。その多くは地域を盛り上げるために生まれたもので、特産品や偉人などをモチーフにしたご当地感満載のキャラクターは今も各地で愛されている。今回、県内外のキャラクターたちが特別にセレネ前広場に集まり、来場者とのグリーティングやステージショーが行われた。
地域の魅力を詰め込んだグルメと交流ブース
イベントでは物部川エリアをはじめ、集まったキャラクターたちがいる地域や団体が出展ブースを構えていた。各地のグルメを味わったり、すてきなお土産品を買ったり、ワークショップやPRブースでは来場者と出展者の和やかな交流が生まれていた。南国市からは特産の四方竹を使った加工品や、香南市からはみかんやフルーツトマト、そして香美市からはジビエの鹿バーガーなど、各地の逸品がラインナップされた。
やなせたかし考案の野菜スープが大人気
ものべすとを支える「ものべすとサポーター」たちは、やなせたかしがエッセイやテレビ番組などで紹介していたレシピをもとにした野菜スープを作り、来場者に無料でふるまった。約300人分用意していたスープは、3時間ほどで完売となった。この日はとても寒い日でしたが、ショウガのきいたスープのおかげで来場者は体が温まり、イベントを最後まで楽しむことができた。
物部川エリアのパン屋との共作あんぱんで食い競走を実施
ものべすとの名物企画「あんぱん食い競走」は最終レースも大白熱となった。今回のあんぱんは、香美市の山田高校の生徒と学校近くのパン店「ベークショップ ヒジリ」が、物部町神池地区で長らく栽培されているサツマイモ「高系4号」を使って開発・商品化したもので、神池の芋の上品な風味が特徴だ。2歳から大人までの50名が5名ずつに分かれ、全11組の熱い競走が繰り広げられた。
ものべすとサポーターの活躍と今後への思いが語られた
イベントの終盤では、ものべすとを支えてくださった「ものべすとサポーター」への感謝式が行われ、感謝状と記念品が贈呈された。サポーターの代表者スピーチでは「ものべすとをきっかけに、いろんな人とつながることができ、そのつながりが活動の支えとなりました」と語られた。特別ゲストとして株式会社やなせスタジオの越尾正子さんも登壇し、20年間の秘書経験から「やなせ先生は『育てなければ、定着しない』と仰っていましたので、ぜひこれからもみなさんが育てていってください」というメッセージを伝えた。
「ものべすと」は観光博を超えた地域の愛称として継続
観光博としての「ものべすと」はこのイベントをもって終了となったが、「ものべ」の「ベスト」を表すこの言葉は、南国市・香南市・香美市、ものべがわエリアの魅力を伝える愛称として使用し続けることになった。2026年も香美市美良布商店街にドラマの小道具などを展示する交流施設のオープンや、香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムの開館30周年など、激アツなトピックが満載している。これからも物部川エリアの魅力発信が続いていく。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000162296.html